Billboard JAPAN


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2015/04/17

【深ヨミ】ニャーKB、『妖怪ウォッチ』とのコラボ効果は全国各地に広がる

 4月15日発表の総合チャート“Billboard JAPAN Hot100”で、1位は、各指標でバランスよく高ポイントを獲得した、ST☆RISH「マジLOVEレボリューションズ」。2位は、ニャーKB with ツチノコパンダ「アイドルはウーニャニャの件」という結果になった。しかし、各チャートの中の1つ、Billboard JAPAN週間セールスシングルチャート “Hot Singles Sales”を見てみると、1位が「アイドルはウーニャニャの件」。2位が「マジLOVEレボリューションズ」。“Billboard JAPAN Hot100”の1位と2位が逆転した形だ。

 「マジLOVEレボリューションズ」が使われているアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ』が、TV地上波で放送されているのは、TOKYO MX、毎日放送、テレビ愛知。それにプラスしてして、 CSとBS、インターネットでみることができる。SoundScan JapanによるCDシングル売上レポートの都道府県別セールスデータを見ると、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知での合計セールスが、1.6万枚。総売り上げ3万枚のうち半数以上を上記6地域で売り上げた結果となる。これらの地域は、地上波で『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ』が見ることができる地域だ。

 一方、「アイドルはウーニャニャの件」が使われているアニメ『妖怪ウォッチ』は、TV地上波で放送されている地域が日本全国に渡り、もちろんCSやBS、インターネットでも見ることができる。セールスデータを見てみると、AKB48の活動拠点である東京のセールスが高く4000枚。また、AKB48グループの拠点がある、愛知、大阪、福岡でも売り上げを伸ばした。さらに、全国でもバランス良く売り上げており、セールス部門で1位を獲得した。

 しかし、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知での「アイドルはウーニャニャの件」の総売上げは、全体の3分の1。またこれは、「マジLOVEレボリューションズ」の6地域合計よりセールスが下回っている。セールスで1位の「アイドルはウーニャニャの件」は、その他の地域で「マジLOVEレボリューションズ」より売上げを伸ばしての1位ということがわかる。

 近年では、CS、BS、インターネットで地上波の番組を見ることができるが、TV番組関連のCDの売上げには地上波の影響力がいまだ高い傾向にある。

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