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2015/04/10

ワーレイ 人気ラッパーが米ビルボード・アルバム・チャートNo.1デビュー、『ワイルド・スピード』最新作サントラ大ヒット

 米ワシントンDC出身のラッパー、ワーレイの最新作『ジ・アルバム・アバウト・ナッシング』が、No.1デビューを果たした今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 2013年リリースの前作『ザ・ギフテッド』で自身初のNo.1を獲得したワーレイ。今作も見事首位に輝き、R&Bチャート、ラップチャートでも1位を記録している。先週17位から2位にジャンプアップしたのは、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のサウンドトラック。長年シリーズの主役を務めてきたポール・ウォーカーの遺作ということもあり、先週末映画が公開されると、シリーズ最高のオープニング成績となる1億4360万ドルを記録、映画のヒットがアルバム・セールスを後押しした形となった。

 3位に初登場したのは、5年ぶり通算8作目となるニュー・アルバム『リュダバーサル』をリリースしたリュダクリス。これまでグラミー賞を3度受賞し、4度の米ビルボード・アルバム・チャートNo.1に輝いている彼が「前作以上に、自分をさらけ出した」と語る今作には、リック・ロス、モニカ、ジョン・レジェンド、ミゲル、アッシャー、ビッグ・K.R.I.T.、シーロー・グリーン、ジェイソン・アルディーンなどのビッグ・ネームが参加、ミゲルをフィーチャリングしたシングル「グッド・ラヴィン」も話題になっている。また、リュダクリスは前記の映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』にもテズ・パーカー役として出演、今作が4作目の起用となる。

 8位と10位に初登場したのは、共にインディー・ロックで絶大な人気を誇るデス・キャブ・フォー・キューティーの『金継ぎ(原題: KINTSUGI)』とスフィアン・スティーヴンスの『キャリー・アンド・ローウェル』。日本の伝統的な陶磁器の修復方法の名前をタイトルにした『金継ぎ(原題: KINTSUGI)』は、バンド創立メンバーの一人で、バンドのプロデューサーでもあったクリス・ウォラが参加した最後の作品となっている。

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