2015/04/08 15:30
先週7週ぶりに首位に返り咲いたマーク・ロンソンによる「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」が、再び1位に輝いた今週のBillboard JAPAN洋楽チャート。
来日効果もあり、エアプレイ・チャートでは先週に続き2位、アメリカで13週目の1位を記録し、ロビン・シックの「ブラード・ラインズ」が保持する2010年代最長のNo.1記録を更新したことが話題となり、ツイート・ポイントを蓄積し、デジタル・セールスは落ち着きつつあるものの、依然と首位をキープし続けている。そんな中、今週2位にランクアップしてきたのはカーリー・レイ・ジェプセンも「アイ・リアリー・ライク・ユー」だ。ポップなメロディにのせて、恋心を歌ったナンバーということもあり、若い女性層に受け、デジタル・セールスでは「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」を上回るセールスを稼いでいる。今月来日を控えていることもあり、来日効果でラジオ・エアプレイ、ツイートでも同じようにポイントを稼げば、今後1位になることは間違いないだろう。
4位に初登場したのは日本で絶大な人気を誇るシンガーソングライターMIKAの「トーク・アバウト・ユー」。エアプレイ・チャートでは11位に初登場、ニュー・アルバムのリリースと来日公演を控えていることもあり、今後も順位を上げてくることが予想される。5位に同じく初登場したのはシックの「アイル・ビー・ゼア feat.ナイル・ロジャース」で、“ダンス・ミュージックの帝王”ことナイル・ロジャース率いるシックによる23年ぶりのオリジナル・アルバムからの先行トラックとなっている。この2曲に加え、サーカ・ウェーヴスの「Tシャツ・ウェザー」が12位、ジェイソン・デルーロの「ウォント・トゥ・ウォント・ミー」が14位と、今週はトップ20圏内に初登場曲が4曲エントリー、リリースされたばかりの楽曲がチャートを賑わせはじめており、ファレル、メーガン・トレイナー、マルーン5などのロングヒット組のランクが徐々に下がってきているのも伺える。
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