2012/02/21
他界したホイットニー・ヒューストンの私物である黒のベルベヴェット・ドレスと映画『ザ・ボディガード』で身に付けたイヤリングが、早くも来月オークションに出品されることになり、かなり高額での落札が見込まれている。
セレブの商品を専門に扱うオークション業者ダレン・ジュリアンが2/19(日)に明らかにした話では、この来月のオークションにはヒューストンが2/11に急逝したのを受けてさらに彼女の私物が何点か加わるもようで、ほかにも以前から出品が計画されていたチャップリンの杖や『風と共に去りぬ』でクラーク・ゲーブルが着用したジャケット、さらにはチャールトン・ヘストンが『十戒』で使用したグッズなど、ハリウッドを代表する記念の品々も含まれるという。
ジュリアンによると、セレブの商品はその死後に突然数多く出品される傾向があるそうで、「これは株式投資と同じです。あるセレブのグッズをその生前から買っておき、最も良いタイミング(つまり亡くなった直後)に手放すことによって高額で売り抜け、多額の利益を手にするということです」とコメントしている。
それにしてもヒューストンの場合はこの土曜日に埋葬されたばかりだし、あまりにタイミングが早すぎるのではないだろうか?
そんな疑問に対してジュリアンは、「今回の場合は、ある意味、彼女の人生を祝福する意味合いもあるのです。ホイットニーの生涯は祝福されるに十分な価値がありましたし、出品されるグッズは、彼女が亡くなった今となっては歴史的な意味もあります。ホイットーの人生とキャリアは、これまで誰にもなし得なかった偉大なものですし、彼女の持ち物は博物館に飾られるべき品々だと思います」と答えている。
出品される裾が床にまで達する黒いベルヴェットのロング・ドレスは、もともとは1,000ドルほどの価格の商品だが、競売ではかなりの高額になると思われる。また『ザ・ボディガード』で着用したベストは400ドル、パールのイヤリングは600ドルからの落札が予定されている。
注目のオークションは、3/31と4/1に行われる予定だ。
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