2015/03/03
全6公演計20万人を動員したジャパンツアーを大盛況のうちに終えたワン・ダイレクション。彼らが3月4日(水)に発売されるTV情報誌『週刊ザテレビジョン』の表紙を飾るようだ。
同誌の表紙で有名人が持つことで象徴的なレモンには、日本での果物としてのイメージから“週刊誌らしいフレッシュさを届ける”という思いや、“オリジナル写真であることの証”という意味が込められているが、海外アーティストが単独で“レモンを持って”表紙に登場するのは同誌創刊33年の歴史の中で今回のワン・ダイレクションが史上初となり、海外アーティスト単独表紙としても、1987年11月6日号のマイケル・ジャクソン以来、28年ぶりのこととなる。
写真は2014年秋に撮り下ろされ、生のレモンを手にもったメンバー5人が編集部特製の大きなレモン「デカレモン」を囲んで撮影された写真はとてもフレッシュで、インパクトの強いものになっている。
以下は小林良輔編集長のコメントと、編集担当者からの撮影秘話。
<小林良輔編集長のコメント>
以前より全世界で5000万枚のセールスを記録するワン・ダイレクションのパフォーマンスや日本での人気に注目しており、何かコラボレーションできないかと考えていました。もともと『週刊ザテレビジョン』の表紙のレモンには「フレッシュな情報の象徴」という意味があるのですが、今回彼らがレモンを持った写真を見たとき、世界で快進撃を続ける彼らの若々しいパワーを感じ、これまでにないフレッシュな表紙になると確信しました。
世界中の雑誌の表紙を飾っているワン・ダイレクションですが、レモンを持って登場するのは、もちろん今回が初めて。本誌でしか見られない、日本発&世界初のレアなワン・ダイレクションをぜひお楽しみください!
<編集担当者からの撮影秘話>
真っ先に撮影場所に現れたのはナイル。撮影が始まるまで広いスタジオでずっとスタッフとサッカーをして遊んでおり、元気いっぱい。小道具のけん玉も目ざとく発見し、「やったことあるよ」と、早速練習に励んでいました。
表紙の「デカレモン」は、後ろに棒を差して宙に浮いた状態になっており、それを見たメンバーは不思議そうな顔で興味津々。実物のレモンを手にすると、匂いをかいだりかじったりして遊び始め、まるごと口に入れてしまう人も。居合わせたスタッフの「LEMON DIRECTION!」との声に彼らも笑い出し、楽しい撮影になりました。
撮影のメインはけん玉。みんな正しい遊び方をご存知で、しばし黙々とトライ。ゼインとハリーがなかなか上手で、
何度かうまくお皿に玉を載せていました。ルイはほかのメンバーめがけて玉を投げつけ、糸がからまってしまって大笑い。カッコよく決めたカットも狙いましたが、ほおっておくと手で顔を隠したり、面白い顔ばかりしてくれるので、「シリアスに! カメラ見てください」とお願いするのが大変なほど。特にリアムは真顔でナイルをおんぶし始めたり、ズボンを脱ごうとしたりと茶目っ気を発揮していました。
帰り際には「サンキュー! グッバイ!」と取材陣の片言の英語に、笑顔で手を振ってくれた1Dの面々。ゼインは快く握手をしてくれました。ハリーにいたっては「ちょっと待ってて!」と自分のカメラを取りに戻り、本誌カメラマンを激写してニッコリ!カメラにハマっているのでしょうか。
「ここは、楽しく会話している風に」など、お願いすることの多いグループでの撮影ですが、1Dに関してはその必要は一切なし。常に笑いながらおしゃべりしていて、「もうちょっとカッコつけて!」と思ってしまうほど、飾らないやんちゃな青年たちでした。
表紙用のレモンは、撮影のために10個は用意してスタジオに持っていったんですが、撮影終了後、気が付いたらレモンにかぶりついたり、ボール替わりに遊んでいたり・・・スタジオ撤収のときは1個も残っていませんでした。
◎雑誌情報
『週刊ザテレビジョン』
ワン・ダイレクション表紙号:2015年3月4日(水)発売
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