2012/01/27 00:00
フォーク・ロック・バンドのドーズ(Dawes)は2011年の2ndアルバム『ナッシング・イズ・ロング』をプロモートし続けながら今年もいろいろなショーをやっていく予定だ。しかし、メンバーのテイラー・ゴールドスミスは2012年のいちばん大切な仕事は4人組の3rdアルバムの曲を書きレコーディングすることだという。
「もう4,5曲あって、すごく気に入ってるんだ。新しいコードを実験したり、もっと小さな頃に習った音楽的なことを取り入れてみたりしてる。それでもすごくトラディショナルで、とても因習的だけど、音楽面では間違いなく新しい色彩が加わってるんだ」
彼は9~10月までにはレコーディングすべき曲が十分に集まっているはずだといい、『ナッシング・イズ・ロング』を手がけたプロデューサーのジョナサン・ウィルソンとまた仕事をしたいと思っているが、「彼はソロ・アーティストとしてスタートしたところで自分の仕事が忙しすぎて、僕たちとはやれないかもしれない。彼のことを思うとワクワクするけどね。だけど、また一緒にアルバムを作れたらいいな。彼はドーズや、その音作りに大きな役割を担っているからね」
3rdアルバムに関して、ゴールドスミスは『ナッシング・イズ・ロング』の反響のおかげで可能性はかなり大きく広がったと言う。「おもしろいよ。『これまでにやったことをまたやりすぎている』と言う人もいれば『あまりにも違いすぎる。1stの方が良かった』と言う人もいるんだから。つまり『正しい』やり方なんてないってことだよ。何かをやったら、それがスタイル的にもテーマ的にも同じことだろうと、まったく正反対のことだろうと、人々が気に入るかどうかには関係ないんだ。そんなことあんまり心配しちゃいけないのさ。自分にできる最高のレコードを作って、それからみんなの反応を見ればいいんだよ」
ドーズは1/27にアン・アーバー・フォーク・フェスティバル、1/28にシカゴ・ブルーグラス&ブルース・フェスティバルに出演し、その後4月にオーストラリアのブルースフェストに出演する。また、4/13と4/20にコーチェラ・ヴァレー・ミュージック&アーツ・フェスティバルでプレイする。
ドーズは12/1にジャクソン・ブラウンと共にニューヨークの『オキュパイ・ウォール・ストリート』の陣地でプレイした。「あれは信じられない経験だったよ。最初はあんまりよくわかってなくて心配だったから、いろいろ調べていろんなものを読み、たくさんの人と話をしたんだ。だから思ったよりずっとエキサイトしてたね。あれに参加できたことをほんとに光栄に思ったよ」
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