2015/02/25
1920~1930年代にかけて活躍したアメリカの黒人女性ブルース・シンガー、ベッシー・スミスを描く米ケーブルTV局“HBO”の映画が、クイーン・ラティファ主演で5月16日に全米公開される。
TV映画『ベッシー(Bessie)』にて、“ブルース界の女帝”であり1920年代に最も成功したアーティストの1人を演じるラティファは、同映画に向けスミスの代表曲を多数レコーディングしている。同サウンドトラックもリリースされる見込みだ。
ラティファはこの冬のテレビ評論家協会の記者会見にて、制作に22年間かかった同作品について「話が私のところに来た時は、この作品と一緒に長い旅をするとは思わなかった。おかげでよりブルースな人生となったわ」と話していた。
ディー・リース監督による同映画では、ブルース界の最初の大スターになるために乱れた私生活から脱出するスミスの姿が描かれている。彼女は1937年に自動車事故にあい、43歳の若さで亡くなった。
なお同映画では、ブルース界のレジェンドである“マ”レイニー役をモニークが、スミスと契約したコロムビア・レコードの重役、ジョン・ハモンド役をブライアン・グリーンバーグが演じるほか、マイケル・K・ウィリアムズ、カンディ・アレキサンダー、トーリー・キトルズ、マイク・エップス、オリヴァー・プラット、チャールズ・S・ダットンらが出演。音楽監督はエヴィアン・クリーンが務める。
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