2012/01/16
先週に放送された『サタデー・ナイト・ライヴ』のハイライトは、“あなたは何でもできる(You Can Do Anything)”というタイトルのトーク・ショーをネタにしたパロディ・スケッチだった。
これはYouTube世代の異常なほどの自尊心の高さを称えた架空のトーク・ショーで、その日のホストを務めた俳優のダニエル・ラドクリフが、オンライン上にビデオを投稿し“当然ながら、僕の名前は皆が知っているだろうし、僕の作品は誰もが崇拝しているはずだ”と豪語する男を演じた。
そしてそのパロディ・スケッチの数分後、この晩のミュージカル・ゲストで実際に2曲をYouTubeに投稿してシンガーへの道を切り開いたラナ・デル・レイが登場し、初の全米ネットワーク出演を果たした。
ネット上で話題となっていたデル・レイは、間もなくインタースコープ・レーベルよりデビュー・アルバム『ボーン・トゥ・ダイ』をリリースすることになっており、ここへ来てテレビ出演や『Billboard Magazine』の特別号を始めとする複数の雑誌の表紙に起用されるなど、徐々に知名度も高まってきている。
そんな中でまず彼女に必要だったのは、ゲストに“やりすぎ”をさせない番組、そして編集がない番組(アシュレー・シンプソンに“口パク”の件を聞けばわかると思うが)に出演することだった。『サタデー・ナイト・ライヴ』ではキラキラと光るイヴニング・ガウンに身を包み、フルバンドを従えて緊張気味の様子だったが、まずは大ヒットを飛ばした曲『ビデオ・ゲームス』を見事に歌い切った。
そして番組終了まで10分を切ったところで、再びバンドと共に現れた彼女は、やはり緊張の面持ちを崩すことなくもう1つのヒット曲「ブルー・ジーン」を歌った。
この晩の彼女のパフォーマンス、みなさんの目にはどう映りましたか?
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