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2009/10/12 00:00

最新アルバムが29年ぶりに全英No.1を獲得

最新の全英アルバム・チャートで、BARBRA STREISANDの『LOVE IS THE ANSWER』が先週の4位から一気にNo.1の座を射止めた。彼女のスタジオ・アルバムがNo.1に輝いたのは今作で6度目となったが、前回首位を射止めたのは1980年の『GUILTY』だったため実に29年ぶりの快挙となった。ちなみにスタジオ・アルバム以外では、2002年にリリースされた2枚組ベスト盤『THE ESSENTIAL BARBRA STREISAND』もチャート首位に輝いている。

最新作『LOVE IS THE ANSWER』は、10/2にBBC1の番組『FRIDAY NIGHT WITH JONATHAN ROSS』の特番に出演したことでセールスに拍車がかかり、先週の週間売り上げは27,000枚に達していた。

STREISANDに続いて2位に付けたのは、先週と変わらずMADONNAの『CELEBRATION』で、3位には先週のNo.1から後退したPARAMOREの『BRAND NEW EYES』、4位には7位から大きく上昇したCLIFF RICHARD AND THE SHADOWSの再レコーディングによるベスト盤『REUNITED』、そして5位にはかつてNo.1を獲得し先週は10位まで後退していた『WE'LL MEET AGAIN: THE VERY BEST OF DAME VERA LYNN』が大きく順位を戻した。

その他、今週目立った動きをした作品としては、8位にニュー・エントリーを果たしたシンガー兼ギタリストCHRIS REAの『STILL SO FAR TO GO: THE BEST OF CHRIS REA』があり、彼にとっては1994年にベスト・アルバムが最高位3位を獲得して以来となる高いランキングとなった。また、UKツアーに合わせてリリースされたANDY WILLIAMSのコンピレーション・アルバム『VERY BEST OF ANDY WILLIAMS』も、今週のチャートで10位に初登場を果たしている。

一方、10/11に発表された最新の全英シングル・チャートでは、ノース・ロンドン出身のラッパーCHIPMUNKの「OOPSY DAISY」が初登場No.1に輝き、2位には同じく初登場で女性ポップ・グループTHE SATURDAYSの「FOREVER IS OVER」が、3位には2位から後退したJAY-Z featuring ALICIA KEYSの「EMPIRE STATE OF MIND」がランク・インした。

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