2011/12/19
2011年は、1958年に統計を開始したビルボード全米シングル・チャート“HOT 100”で1,000曲目のNo.1が誕生した記念すべき年となった。そんなわけで音楽界におけるこの偉大なる2011年を祝い、12月の1ヶ月間は過去に全米No.1シングルを放ったヒット・メイカーたち31組を日替わりで取り上げ、ビデオの公開と共にいろいろな想いを語ってもらっている。
昨日取り上げたジェイソン・デルーロのR&Bヒット「ワッチャ・セイ」に続き、18組目となる12/18は、昨年全米No.1に輝いたばかりのファー・イースト・ムーヴメント・フィーチャリング・デヴの「ライク・ア・G6」についてグループに話を聞いた。
メンバーのケヴ・ニッシュは、「あの曲がチャートを賑わすことになるなんて、僕らはまったく想定していなかった。スタジオで作業している時は、どの曲がヒットするかなんてまるでわからないし、ただ自分たちの納得できる作品を作ることに専念するのみだ。僕らのファンや音楽好きな人たちのために、良い作品を作ることが何よりも重要だからね」と語り、No.1は結果としてついて来たものだとコメントしている。
昨年の10/30付けのチャートで「ライク・ア・G6」は全米No.1を獲得し、その後2週間に渡って首位の座をキープしたが、このヒットの最大の要因の1つには、フィーチャリング・アーティストとしてクレジットされているデヴの印象的なフックによるところが大きかったようだ。
「あのフックは、『ライク・ア・G6』ができる3ヶ月前くらいに『ブーティー・バウンス』というネーミングの別の曲のために書いたものだった。その後、ザ・カタラックスが僕らとスタジオ・セッションをした際にあのビートを作り出し、デヴのブリッジを入れたら最高じゃないかという話になった。そんな感じで仕上がったのがあの作品なのさ」と、No.1ヒット誕生の経緯を語ってくれた。
19組目となる明日12月19日は、デュラン・デュランの「ザ・リフレックス」と「ア・ビュー・トゥ・ア・キル」を取り上げる。
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