木曜ドラマ劇場「美しき罠　～残花繚乱～」の制作発表が６日、東京都内で行われ、出演者の田中麗奈、若村麻由美、村上弘明、青柳翔が登壇した。
　ドラマは、会社の常務・柏木荘太（村上）との３年間の不倫にピリオドを打ち、いわくのある結婚をしようとする３４歳の西田りか（田中）を主人公に、４人の大人の“危険な恋愛”を描く。
　民放の連続ドラマには約７年ぶりの登場となる田中は「そんなになるんだと思いますが、気負わずにお芝居に集中してキャストの皆さんと最終話まで走れたら。今はそれしか考えていません」とあいさつした。
　次々に襲い掛かる周囲の罠に翻弄（ほんろう）される役どころだが「身から出たさびとはいえ、苦しみもがいている姿をリアリティーを持って伝えていきたい」と意気込みを語った。
　一方、りかを陥れようと画策する荘太の妻・美津子を演じる若村は、撮影現場では“怖いを通り越して面白い”とその怪演ぶりが話題になっているという。「美津子さんもだんだん壊れていきます。最後には哀れでかわいそうな女の部分、一応生身の女だという部分も見せていけたら。最初はモンスター的に感じるとは思うけど、立場が違えば美津子の言っていることももっともだと思ってもらえたらいいな」と話した。
　村上は「そもそも荘太が浮気をしなかったらみんな幸せだった」としつつ「でも、もし浮気をするなら絶対にバレないようにしなきゃ。結構、脇が甘いんだよね」と自身の役に突っ込みを入れ、笑いを誘った。
　ドラマはＴＢＳ系で８日午後９時から毎週木曜日に放送。

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