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2011/12/12

■ジョン・ウェイト■ 全米No.1シングル獲得を振り返る

2011年は、1958年に統計を開始したビルボード全米シングル・チャート“HOT 100”で1,000曲目のNo.1が誕生した記念すべき年となった。そんなわけで音楽界におけるこの偉大なる2011年を祝い、12月の1ヶ月間は過去に全米No.1シングルを放ったヒット・メイカーたち31組を日替わりで取り上げ、ビデオの公開と共にいろいろな想いを語ってもらっている。

昨日は2010年にラジオで大ブレイクした「ブレイク・ユア・ハート」をNo.1に送り込んだタイオ・クルーズを取り上げたが、11組目となる12月11日は80年代のクラシック・ソングとなったパワー・バラード「ミッシング・ユー」で全米を制覇したイギリス人シンガー、ジョン・ウェイトに話を聞いた。

「No.1を獲得したことで、僕の人生は一気に花開いたという感じだった。なぜなら、その前の2年間はニューヨークの小さなワンルームでずっと暮らしていたからね。ニューヨークのアッパー・ウエストサイドでは連日パーティー三昧で、とにかく酒ばかりの日々だったけど、あのNo.1を獲得した時の最高の想い出は、二日酔いをしなかった時の記憶かな。僕がまだカラッポの状態の時にも仲間として支えてくれた大好きな人たちが、『君の成し遂げたことを、本当に誇りに思う』と喜んでくれたことを今でも覚えているよ」。

ウェイトのシングル「ミッシング・ユー」は、それまで首位の座に君臨していたティナ・ターナーの大ヒット曲「ホワッツ・ラヴ・ゴット・トゥ・ドゥ・イット?」を引きずり下ろし、1984年9月22日に全米No.1を獲得した。そしてこのヒット曲のお陰で、同年にウェイトがリリースしたアルバム『ノー・ブレイクス』は全米アルバム・チャートでTOP 10入りを果たした。

明日12月12日は、ケリー・ローランドをフィーチャーした大ヒット曲「ジレンマ」で全米を制覇したネリーを取り上げる。

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