2014/12/12
イーライ・ロスの監督によりラナ・デル・レイがレイプシーンを演じたとされるマリリン・マンソンのビデオが、3週間前にネット上で公開され直ちに広まったものの、同映像は引き下げられた。マンソンの関係者は同ビデオへの関与を否定し、「マンソンはこれを指揮したり、撮影することはおろか、マリリン・マンソンのビデオでも、未公開映像でもない」とするステートメントを出した。
波紋を呼んだ今回の映像について現在はマンソン自身も語っており、同映像は彼のアウトテイク映像で編集され、あたかもマンソン/ロス/デル・レイの未発表映像だと思わせるように作られていると説明している。
しかし、なぜマンソンとデル・レイの2人によるコラボレーション・ビデオとして制作されたのかは明らかになっていない。
マンソンは、「イーライと私は彼女とミュージック・ビデオを作りたかったんだが、彼女がこんな事態になってしまった。だけど、彼女のことは今でも尊敬しているし、友達だ。もうやめるよ、疲れたのさ。あんなビデオなんて作らない。イーライと私は元々、彼女とビデオを1本作るつもりだったんだけど、それは私が撮影したものでも、私のためのビデオでもない」と話している。
ただ、依然として疑問が残るのは、このレイプ映像をロスもしくは彼のチームの誰かが監督したのかという事と、いったい何のために撮られたのかという点だ。
それに、ロスがマンソンのためにラナをフィーチャーして撮った映像がどういうものかも気になる。今回の映像がリークする1年前、ロスは単刀直入にマンソンとデル・レイと一緒に撮影したことを明かし、「その映像はとても不健全で、1年以上もの間ロックを掛けてしまわれているんだ」と話していた。
今回の映像がどういう目的のものだったのか知られることはないかもしれないが、誰もこの件に関わりたくないとしている事は確かだ。
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