2014/11/21 11:00
テイラー・スウィフトが史上初の快挙を果たし、1stシングルから2ndシングルに首位が入れ替わった、11月29日付HOT100チャート。
アルバム『1989』のNo.1デビューと共に、1stシングル「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」が首位に返り咲き、2週のNo.1をマークしたが、その座を奪ったのは、他の誰でもない、自身の2ndシングル「ブランク・スペース」だった。
アルバムから2ndシングルとしてカットされ、11月10日に正式リリースされたこの曲。PVが解禁されストリーミング回数が急上昇し、先週の13位から一気に首位へと上り詰めた。テイラーはこれで3曲目のNo.1獲得、16曲目のTOP10入りを果たし、驚異的な強さをみせつけている。さらに、アルバム『1989』も3週連続の首位獲得を果たし、アメリカだけですでに200万枚を突破した。
「シェイク・イット・オフ」が2位に続き、ワンツー独占といけばテイラーにとっては完璧なシナリオだったが、今年大ブレイクのメーガン・トレイナーが2位に居座り、その記録を死守した。そして、テイラーにかわって首位獲得を狙う予定だったマルーン5も、その勢いにおされ今週は4位にダウン。また、メーガンに続いて今年ブレイクした新生、トーヴ・ローも、ロングヒットこそしているものの、テイラーの勢いには勝てず、5位へと押し出された。
落ち着きをみせていたTOP10内は年末に差し掛かり、大混戦。テイラーの2曲連続No.1獲得と共に、TOP10内に新たにランクインしてきた曲が、2曲。
まず、今年「ステイ・ウィズ・ミー」の大ヒットでブレイクし、2015年のグラミー賞では総ナメにするであろうと予想されている、サム・スミスの新曲「アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン」が、予定通り2曲連続のTOP10入りを果たした。先週の11位から9位にアップしたこの曲、セールスもさることながらストリーミング回数も好調で、PVにはドラマ「グリー」で人気をあつめたダイアナ・アグロンが出演している。
そして、10位にはジョナス・ブラザーズのメンバー、ニック・ジョナスのソロ・プロジェクト「ジェラス」が23位からジャンプアップ。約9年ぶりとなる2ndアルバム『ニック・ジョナス』からの2ndシングルで、11月10日にリリースされたアルバムのプロモーションを受け、一気に上昇した。ソロ作としては初のTOP10入りを果たし、同時にアルバムも今週6位にデビュー、こちらも初のTOP10入りとなった。
今週で2014年度のHOT100チャートの集計が終了し、12月中旬には年間チャートが発表される予定。果たしてNo.1は?
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