2014/11/19
スペースシャワーTVのライブイベント【スペースシャワー列伝100巻記念公演 ~第119巻 紅一点の宴~】が11月18日(火)に東京・新宿LOFTで開催。BIGMAMA、Czecho No Republic、シナリオアート、 Qaijff、GOOD BYE APRILら5組が出演した。
トップバッターとして登場したCzecho No Republicは「Amazing Parade」でスタートを切り、続いて、現在の5人体制となり初めてのシングル曲「Festival」では、タカハシマイ(Cho/Syn/Per)が笑顔でギターを奏でながらステージ上を華やかに彩っていく。直後のMCで武井優心(Vo/Ba)が「本当に紅一点がバンドに入ってよかった!」と嬉しそうに話し、新曲「Oh Yeah!!!!!!!」を披露。タカハシと八木類(Gt/Cho/Syn)のシンセイザーが織りなす、チェコ史上、かつてないほどエレクトリックに飾った1曲を投下し、祝祭ムード満載でアクトは展開。中盤には「MUSIC」、「ダイナソー」と続き、武井が「スペシャル・ゲストに登場してもらいましょう!」と告げれば、BIGMAMA・東出真緒(Vio)がステージに登場。歓喜に包まれる中、東出も大好きだと語った「Field Poppy」をコラボするなど、本イベントならではのスペシャルな共演でフロアを沸かせていた。
Czecho No Republicのパフォーマンスが終了し、Bar Stageに登場したGOOD BYE APRILは、倉品翔(Vo/Gt/Per)の美しいピアノの旋律と歌声がステージを満たした「50歳のロングヘアー」からスタート。紅一点・延本文音(Ba/Cho)が楽屋事情を語り、「めっちゃ強い女ばっかり集まった!オカンの宴!(笑)」と、冗談交じりで話した笑顔溢れるMCも挟みつつ「パレードが呼んでる」、「深海プラットフォーム」など、集まったオーディエンスを終始魅了するアクトを展開していた。
続いてメイン・ステージに登場したシナリオアートは、ハヤシコウスケ(Vo/Gt/Pro)の歌い始めから、「行くぞー!!」と、紅一点・ハットリクミコ(Dr/Vo) が力強く発した「ハロウシンパシー」での幕開け。同期のエレクトロ音で幻想的かつポップに演出しながら、共鳴するかのように強烈に絡み合うツイン・ボーカルが会場に広がり、続く「シュッシュポップ」では、ハットリのフロアを突き抜けるほどパワフルなドラム&ソロ・ボーカルが炸裂。3ピースの枠に収まることない壮大な世界観を魅せつけながら、代表曲「ホワイトレインコートマン」でアクトはぐんぐんと加速。終盤には「トウキョウメランコリー」、ハットリがドラムのイスに立ち上がり「今日は女子が主役なんです!!」と、飾ることなく天真爛漫に話したMCを挟み「アオイコドク」と、最新ミニアルバム『Tokyomelancholy -トウキョウメランコリー-』からのナンバーを続けて披露し、ファンタジックに進んだステージのラストは「スぺイシー」でのフィニッシュであった。
再びBar Stageへと場所を移し、愛知発、ピアノトリオバンド・Qaijffが姿をみせれば、スタートの「future」から、森彩乃(Vo/ Per)は表情豊かに、フロアに澄み渡るように歌いあげ、オーディエンスの目も耳も釘付けにしていく。曲の合間合間で、森が頻りに「スペースシャワー列伝に出演できて本当に嬉しい!」と話し、その想いを注ぎ込むように披露した「クロスハッチング」、珠玉のバラード・ナンバー、「シーソー」など、感情がこもった、熱量たっぷりなパフォーマンスで、独自の存在感を存分に魅せつけていた。
最後に登場したBIGMAMAは、金井政人(Vo/Gt)が「スペシャ25周年、大騒ぎして祝いましょう!」と言い放ち、「until the blouse is buttoned up」で初っぱなから幸福感たっぷりにスタートし、イントロと同時に大歓声が上がった「I Don't Need a Time Machine」と続いていく。シングル曲「秘密」、「Mr.&Mrs.Balloon」など、金井は時折オーディエンスに歌メロを委ねたりしながら、ステージ上とフロアが一体となってアクトは邁進。金井の下ネタも程々に、「25公演の中で優勝したい!こっからクライマックスだからな!!」とオーディエンスを煽りたて、『Roclassick』シリーズから、ライブ鉄板チューン「荒狂曲”シンセカイ”」、「Swan Song」を立て続けに投下し、終始ハンド・クラップ、大合唱に後押しされ、幸福感に包まれながらアクト本編は「Sweet Dreams」で終了。アンコールで再登場した彼らは「我々、ただでは終わりませんので!今だけ“紅二点”にしてもらってもいいですか!」と告げれば、先ほどのお返しとばかりにCzecho No Republic・タカハシマイがゲストで登場。「喜びの歌です!」と一言添えて「No.9」を金井とタカハシの歌声がシンクロするように響き渡らせた。そして、アンコールラストは金井が思い出の曲だと話した「the cookie crumbles」で本イベントを盛大に締めくくってくれた。
【スペースシャワー列伝】各公演の模様は全3回に分け放送。第2回目は11月27日(木)にスペースシャワーTVにて特別番組としてオンエア予定。なお、第100巻、第101巻、第102巻の模様は『スペースシャワー列伝100 Vol.1』として11月にリピート放送も実施される。
Photo by Kazumichi Kokei
◎番組放送情報
スペースシャワーTV『スペースシャワー列伝100 Vol.2』
<初回放送>
2014年11月27日(木)24:00~25:30
<リピート放送>
12月予定
スペースシャワーTV『スペースシャワー列伝100 Vol.1』
<リピート放送>
2014年11月2日(日)24:00~25:30
2014年11月6日(木)22:30~24:00
2014年11月22日(土)25:00~26:30
info:http://www.spaceshowertv.com/retsuden/100/
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