ハイレゾ市場が盛り上がりを見せる中、音響機器ブランドのデノンが年末商戦に向け、最新のネットワークオーディオプレーヤーDNP 730REと、ネットワークCDレシーバーRCD-N9、そしてスピーカーシステムSC-N9を11月下旬に発売することを発表した。

　2011年以降、エントリークラスながらハイパフォーマンスで人気のネットワークプレーヤーDNP-720SEの後継機となるDNP-730REは、従来のモデルからさらに対応ファイルフォーマットを拡充し、新たにDSD5.6MHz のHi-ResファイルやAIFF、Apple Losslessファイルのネットワーク再生に対応。またHi-Fiネットワークオーディオプレーヤーの本質である音質をさらに磨き上げるために、上級モデルにも採用している高性能D/Aコンバーターを搭載、ジッターリデューサーの追加とアナログ出力回路の全面的な刷新により飛躍的な音質向上を遂げている。またWi-Fi機能は新たにIEEE 802.11n規格に対応。ダイバーシティアンテナを搭載し、従来よりも高速で安定した通信が可能になっている。

　ハイコンポ市場で高い人気を誇るCEOLシリーズからはネットワークCDレシーバーとスピーカーシステムが、デザインをさらに洗練した新世代モデルにモデルチェンジ。FM/AMラジオからネットワークオーディオやインターネットラジオまで、幅広い音楽ソースを楽しめるネットワークCDレシーバーRCD-N9は、従来のモデルから新たにiOSデバイスやAndroidスマートフォンなどからワイヤレスで音楽が楽しめるBluetooth機能を搭載している。NFC機能にも対応しているため、ワンタッチでペアリングや接続が可能となった。ネットワークオーディオ機能は対応ファイルフォーマットを拡充し、AIFF、Apple 、Losslessファイルの再生はもちろん、FALC、WAV、AIFF、Apple Losslessファイルのギャップレス再生が可能。Wi-Fi機能はDNP-730REと同じく、IEEE 802.11n規格に対応している。出力信号の特性をスピーカーシステムSC-N9に最適化するフィルターが搭載されており、セットで使用することで、SC-N9のパフォーマンスを最大限に引き出す工夫がなされている。　

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