2014/10/31
アメリカで放映されている昼のトーク番組『ザ・クイーン・ラティファ・ショー』が、過去のレイプ疑惑が再浮上したコメディアン、ビル・コスビー(77)の出演を取り止めた。ハリウッド・リポーターが伝えている。
現在、スタンダップコメディ(一人でステージに立ち話術で観客を笑わせるお笑い芸)・ツアーの準備中であるコスビーは、クイーン・ラティファとトークセッションを行なう同番組にもともと出演する予定だったもののキャンセルした。およそ2週間前、コメディアンのハンニバル・バーエスが10月16日のフィラデルフィア公演中にコスビーを“強姦犯”呼ばわりしていた。
番組のスポークスパーソンはハリウッド・リポーターに対し、「コスビー氏の『ザ・クイーン・ラティファ・ショー』の出演が彼の要望により延期されました。これは、最近または今後予定しているゲスト出演者とはいっさい関係のないものです」と話している。
コスビーは過去に13人の女性に性的暴行をくわえたとして告発されたが、どれも最近のものではない。また、米ゴシップ・サイト“TMZ”によると、彼は一度も有罪判決を受けていないそうだ。
なお、コスビーは米テレビネットワークNBCにて、“古典的な王道の大家族ホームコメディ”新番組の準備もしている。
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