2014/10/31
特に中間選挙を控えたアメリカにおいて、フェイスブックは分極化した政治意見のぶつかる“地雷地帯”になり得るものの、平和を望む人たちのために、テイラー・スウィフトに話題を向けることが和平への打ってつけの方法であることが明らかになった。ハリウッド・リポーターが伝えている。
11月4日の中間選挙を前に、フェイスブックは民主党と共和党の支持者における“文化的な類似点と相違点”を比較した研究調査を発表した。同調査では、両党の政治キャンペーンにそれぞれ「いいね!」を付けたユーザー達が、他にどんなページに「いいね!」を付けているのかをデータ化し検証している。
結果を見ると、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』、『ウォーキング・デッド』、『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』のようなゴールデンタイムのテレビ番組に「いいね!」を付けたユーザーは、両者ともにバランス良く存在する。しかしその一方、ミュージシャンでみるともっと分極化しているのだ。例えば、ザ・ビートルズは民主党員が「いいね!」としていることがかなり多く、逆にジョージ・ストレイトの場合は共和党員が多くなっている。
そんななか、党の境界線をまたぎ両者を繋いでいるのは、他ならぬテイラー・スウィフトだ。彼女は、システムの誤作動により8秒間の無音でカナダのiTunesチャートNo.1を獲得すると、今や二派に分かれたアメリカをひとつに結束させているのだ。
なお、フェイスブックはさらに場所や書籍、作家などについての共和党員と民主党員の類似点と相違点を挙げている。フェイスブックのページ上では、それをグラフにしたもの(Politics and Culture on Facebook in the 2014 Midterm Elections)が確認できる。
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