2014/10/21
ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~AKB48グループ・メンバーオーディション」の最終審査が21日、東京都内で行われ、ドロシー役にAKB48の田野優花とNMB48の梅田彩佳が決定した。
2012年の初演では当時AKB48の増田有華がドロシー役に抜てきされた。2年ぶりとなる今回のオーディションには、AKB48グループから108人が参加し、二次選考を通過した6人が、この日のダンス、演技、歌唱審査に挑んだ。
前回の最終審査で涙を飲んだ梅田は、ドロシー役として名前を呼ばれた瞬間、両手で顔を覆い「二年前に見られなかった景色をこうして見られるのはすごくうれしい。ドロシーとして来年3月に皆さんに会えるのが本当に楽しみ」と喜びを語った。Wキャストの田野についても「二人で切磋琢磨(せっさたくま)してやれたらいいなと思う」と笑顔で呼び掛けた。
田野も「(ドロシー役が)もう一人いると聞いて“私でありますように”と少しの希望を信じていたら、自分の名前が呼ばれたので本当にうれしかった」と満面の笑みを浮かべ、「公演初日は私の誕生日の翌日でもあるのでより頑張りたいと思う」と意気込みを語った。
審査員を務めた演出家の宮本亜門氏は、Wキャストについて「自分で自分に『いい加減にしろ』という感じだけど、どうしても二人が落ちる理由がなかった」と説明した。梅田については「前回と全く違う。完成度を上げてきた」といい、田野についても「正直、まだ未完成だけど声がドロシーにぴったり。そしてダンスはピカイチだった」と称賛。「この二人で化学反応を起こして、どんどん高みに行ってほしい」と期待を込めた。
舞台は2015年3月8日~22日、都内、東京国際フォーラムを皮切りに大阪、名古屋、福岡で上演予定。
エンタメ OVO
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