2011/10/05
30年以上に渡って活動を続けてきたR.E.M.が解散を発表してから数週間が経過したが、このほど彼らが活動初期に制作したレア音源がインターネット上で公開された。
“The Power of Independent Trucking”という名のブログと寛大な読者のお陰で、R.E.M.の熱烈なファンとオルタナティヴ・ロックに傾倒する音楽ファンは、バンドが1981年4月にミッチ・イースターのプロデュースのもとで録音した6つのレアなカセット・デモ音源を聴くチャンスに恵まれたのだ。
ノースキャロライナ州ウィンストン・セーレムにある“DRIVE-IN STUDIOS”で録音されたこの初期の音源は、バンドが初めてニューヨークを訪れる際のプロモーション用として制作したものだったという。
カセットに収められていたのは、「シティング・スティル」、「ホワイト・トルネード」、「レディオ・フリー・ヨーロッパ」の3曲を各2バージョンずつ録音した計6トラックで、そのうち「レディオ・フリー・ヨーロッパ」がバンドのデビュー曲として3ヶ月後にHib-Tone Recordsからシングル発売されることとなった。
またバンドのギタリスト、ピーター・バックによると、1981年当時に作ったこのカセットの数は、わずか400本だったという。
去る9/21、15枚のスタジオ・アルバムと数々のヒット曲を世に送り出し、2007年にはロックの殿堂入りを果たしたR.E.M.は解散を発表。11/15にはワーナー・ブラザーズからキャリアの集大成である『パート・ライズ、パート・ハート、パート・トルゥース、パート・ガービッジ 1982-2011』がリリースされる。
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