メーガン・トレイナーの「オール・アバウト・ザット・ベース」が、2週目のNo.1をマークした9月27日付HOT100チャート。

　まるでドールハウスのようなキュートなPVが、全世界の女子の心をわしづかみ！60か国以上のiTunesチャートでTOP10入り、20か国以上でNo.1を獲得する大ヒットを記録している。近頃、日本では“マシュマロ女子”が人気をよんでいるが、その流行にのって、ついに日本でもデビューが決定！「オール・アバウト・ザット・ベース」含む4曲を収録したデビューEP『タイトル』が、今月10日から配信開始となり、好調なセールスを記録している。アメリカのみならず、全世界で“ポチャかわ”ブームを巻き起こしている、メーガン。次週の首位もかたいか？

　そのメーガンに首位の座を奪われたテイラー・スウィフトだが、2位に落ち込むも各ポイントは好調。来月はアルバムのリリースもあり、プロモーション活動をふくめ首位の返り咲きも可能性は高い。また、同じく3位のニッキー・ミナージュも、アルバムリリースにむけてポイントを伸ばすことが予想され、こちらもTOP10入りはしばらく続きそうだ。

　新たなTOP3入りを狙うのは、イギー・アゼリア＆リタ・オラの「ブラック・ウィドウ」。先週の5位浮上から、今週は4位にランクアップし、順調にランキングを伸ばしてきている。和テイストなPVも好評で、7週のNo.1をマークした「ファンシー」に続き、首位を獲得するかということにも注目が集まる。実現すれば、女性ラッパーとしては初となる快挙。その「ファンシー」でパートナーを務めたチャーリー・XCXの「ブーム・クラップ」は、先週の11位から再び10位にアップ、これで初のTOP10入りから3度目のランクインを果たしたことになる。安定したセールスを獲得している証拠だ。

　TOP10以下では、22位にフォール・アウト・ボーイの「センチュリーズ」が初登場。日本ではまだ大ブレイクこそしていないものの、アメリカではツイッターやフェイスブックと並ぶSNSルーツとして大人気の、インスタグラムのアプリでPVを作成したことが話題となっている、この曲。昨年春、No.1デビューを果たしたアルバム『セイヴ・ロックンロール』に続く6thアルバムからの先行シングルで、その新作の楽曲も大分完成しているとのこと。来年早々リリース予定で、この曲のヒットにより2作連続のアルバム首位獲得も、期待できそうだ。

　そして、今年の夏を彩ったナンバー「サマー」に続き、カルヴィン・ハリスの秋の新曲「ブレイム」が31位にデビューした。7日の配信開始から20ヶ国以上のiTunesチャートで首位を獲得するなど、好調なセールスを記録し、ストリーミング回数を含め大ヒットを記録中。フューチャーされているジョン・ニューマンは、昨年アルバム『トリビュート』でデビューしたばかりの新生で、UKではデビューアルバム、デビューシングル(「ラブ・ミー・アゲイン」)共にNo.1を獲得した次世代のスーパースターだ。