2014/09/16
オアシスの名盤『モーニング・グローリー』が最新リマスターされ、9月24日にリリースされるが、これに先駆けて日本最速先行試聴会が9月15日に開催。累計1,500通の応募の中から選ばれた200名のオアシス・ファンが駆け付けた。
オアシスが世界的現象になるまでの1993年から1997年までの最重要期間を振り返るプロジェクト<チェイシング・ザ・サン>。今回、シリーズ第2弾として『モーニング・グローリー』をアナログのマスターテープから最新リマスター、3枚組デラックス・エディションでは当時の未公開レア音源などが収録される。
先行試聴会のスペシャル・ゲストに、ロックバンド[Alexandros]の中心人物である川上洋平(Vo&Gt)を迎え、MCのサッシャ、ゲストの音楽ジャーナリスト妹沢奈美の3人によるスペシャル・トーク・セッションが行われた。
川上はシリアでのオアシスの音楽との出会いを振返り、『モーニング・グローリー』に関して「最初から最後まで完璧なアルバム。これを超えるアルバムを見たこともないし、聴いたこともない。これは『オアシスの中でも』というより『生涯の』ベスト1だと思います。」とその熱い思いを語った。そして、「完璧なアルバムの中でさらに完璧な曲」と語る「ワンダーウォール」と「シャンペン・スーパーノヴァ(ブレンダン・リンチ・ミックス)」の2曲を、会場のオアシス・ファンと共に試聴した。最後は、「ビートルズの世代じゃないし、ストーンズの世代でもないから悔しいなっていうのはあるんですけど、やっぱり『オアシスの世代なんだな』っていうのを誇りに思う」と日本の現役ロック・アーティストからの目線で、オアシスの魅力を存分に語った。
また、この試聴会では文字通り“日本最速先行試聴“として、3枚組デラックス・エディションより、新たにリマスタリングが施された「ロール・ウィズ・イット」や、お宝音源として収録される1996年8月のネブワース・パークでの「ワンダーウォール」、「ザ・マスタープラン」のライヴ音源や、1994年9月の初来日公演のサウンド・チェック時に収録された「ボーン・ヘッズ・バンク・ホリディ」のデモ音源など、全9曲の音源が試聴され、会場は新旧あらゆる世代のオアシス・ファン達の熱気に包まれた。
Ivent Photo:MITCH IKEDA
Oasis Photo:Stefan de Batselier
◎リリース情報
『モーニング・グローリー』
2014/09/24 RELEASE
<デラックス・エディション:3CD>SICP-4152~4 4,000円(tax out.)
<スタンダード・エディション:1CD>SICP-4155 2,400円(tax out.)
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