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2011/09/21 17:00

○Event Report○ Reebok:Reethym of Lite

3Dマッピングを使用したイベントはこれからの最先端になるのだろうか?

「Reebok」が展開するキャンペーン「Reethym of Lite」のアジア太平洋地域クリエイティブディレクターにm-floのVERBALが就任した。この新しいキャンペーン開始を祝うパーティが9月15日に恵比寿ザ・ガーデンホールで行われた。

「Reethym of Lite」のパーティーは既にニューヨークで行われており、Puff DaddyやAlicia Keysといった著名人が数多く集まる中、プロデューサーのSwizz Beatsがグローバルクリエイティブ・ディレクター就任することが発表されていた。「Reethym of Lite」はこれまでにない「Reebok」として最大規模のグローバルキャンペーン。としてファッションスタイル、ライフスタイルを変えてきたブランドのDNAと最新のトレンドやテイスト、「Reebok」の"革新的なテクノロジー"を融合させたニューライン「CLASSIC Lite」シリーズの新しいコレクションを展開する。

今回のイベントではVERBALが思い描いたという”街がReelitingする”というコンセプトから3Dマッピングによる未来都市のセットが用意されていた。開演前の会場はファッション、音楽、といった最先端のカルチャーを愛して止まない人々で超満員となっており、今回のキャンペーンの注目度の高さが伺えた。イベントがスタートしエレクトロパフォーマンスユニットTRIPPPLE NIPPPLESが登場。先日ヨーロッパツアーを大成功に収めただけあり、フロアを盛り上げるテクニックは秀逸。熱気が高まったタイミングでMADEMOISELLE YULIAがステージに現れる。こちらも世界を相手にしているだけあり余裕の表情でオーディエンスを圧倒。昨年CNNが選ぶ“注目すべきHOTな日本人リスト20人"で2位(1位は沢尻エリカ)に輝くのは当然かもしれない。そして、オーディエンスが待ちに待ったVERBALが登場、Reebokの名作「PUMP FURY」等を全身にあしらったジャケットを身につけフロアを煽る。マッピングの映像も本格的に動き出し、一気にヒートアップ。数曲のパフォーマンスの後にDJ☆Takuを迎え入れ、「Reebok」×「m-flo」のコラボレーションソングとなる「RUN」を初披露。

ビートと同期した映像はフロアを別世界へと誘うようでこれまでのライティングやステージングの未来が垣間見えたショウとなった

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