2011/09/12 00:00
従来のマーケティング方法に加え、デジタル分野をターゲットにした包括的なプロモーション戦略を実戦したワーナー・ブラザースとレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(RHCP)は、その努力によって生まれた実りある結果を喜んでいる。
今週の全米アルバム・チャートでは、リル・ウェインの新作がNo.1を獲得した。しかし周囲から厚く尊敬されるロック・バンドRHCPの最新作『アイム・ウィズ・ユー』が、発売初週に229,000枚を売り上げ初登場2位につけたのは大きな意義のあることだ。彼らがTOP 10圏内に送り込んだアルバムは今作で6枚目となり、2006年の前作『ステイディアム・アーケイディアム』は発売初週に442,000枚を売り上げて初登場No.1を獲得している。
今回のアルバム発売にあたって、ワーナー・ブラザースの最高執行責任者のリヴィア・トーテラは「今作の包括的キャンペーンの中心にあったのは、何といってもRHCPの音楽そのものでした。彼らはすでに欧州を含むツアーの実践など、広範囲に渡るプランを練り上げていましたし、前作のリリースからすでに5年も経っていたこともあり、我々は彼らの音楽がいかに強いものかを誇示したかった。そのために、我々はあらゆる手段に打って出たというわけです」とコメントしている。
特に5年前と比べて格段と強力な音楽ツールに成長したiTunesや音楽配信を重視し、ワーナーは8/22~8/29にiTunesでのリスニング・パーティーをフィーチャーしたキャンペーンを行い、8/22~8/23にはロンドン、トロント、東京、シドニー、ロサンゼルスで、グーグルのオンライン・リスニング・パーティーを同時開催した。
iTunesでのストリーミング配信の直後、RHCPはビルボードのSOCIAL 50 CHARTでTOP 10に急上昇し、第1弾シングル「ジ・アドヴェンチャー・オブ・レイン・ダンス・マギー」は36,000件のダウンロードを獲得。前週の19,000件から大きく数字を伸ばしている。
その他、キャンペーンでは映画館におけるアルバム全曲のライヴ・ブロードキャストや、ラジオやコンサートを活用した様々な戦略が実践され、アルバムの売り上げに大きく貢献している。直近では、スポーツ専門チャンネルESPNでアルバムの楽曲が9月の1ヶ月間に渡ってフィーチャーされるなど、これからも続々と戦略が実施されていくもようだ。
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