2014/08/01
andropが、TBS系金曜ドラマ『家族狩り』の主題歌で、8月13日にリリースする新曲「Shout」のミュージックビデオを公開した。
松雪泰子、伊藤淳史、遠藤憲一らが出演するドラマ『家族狩り』は、天童荒太の不朽の名作ミステリーを映像化した作品で、人間の醜さ、悲しさ、気高さ、社会の光と闇を時に残酷なまでに描写。その主題歌である「Shout」のMVは“影”をテーマに、日々懸命に模索し、もがきながら、強く生きようとする主人公の「声にならない叫び」が、様々なオブジェクトに投影される影絵のアニメーションによって、儚くも美しいストーリーとして描かれる。
MVのディレクションは、昨年の「Voice」以来1年ぶりに、PARTY NYの川村真司と清水幹太が担当。彼らの活動拠点がNYであるため、Googleのコミニケーションツール Hangoutsを駆使し、度重なる打ち合わせと東京での撮影も遠隔操作で行われた。
◎YouTube動画
・androp「Shout」ミュージックビデオ
http://youtu.be/RAoabRYk4SA
・androp「Shout」メイキングムービー
http://youtu.be/77Fyju2DqJ0
◎内澤崇仁(androp)のコメント
辛い出来ごとに押し潰されそうになっても、人は前に進む強さを持っている。
時に、優しい言葉は苦しめたり傷付けたりしてしまう。
僕らが生きているこの世界には、ある側面から見ると正しいことでも、違った側面から見ると間違っていることが往々にしてある。
ある人が言う正義でも、別の人から言わせると不義の場合だってある。
今、生きるということは、そんな世界を生きることなんだと思う。
Shoutという曲は、そんな生きづらい世界に押し潰されずに今を精一杯生きて欲しいという想いを込めて作った曲です。
僕たちの音と想いは川村真司さんに託し、映像で形になりました。
一つひとつの場面に色々な意味が込められているストーリー映像になっています。
観る人それぞれで違った感じ方、受け取り方ができる作品です。
僕らの思いを受け取って下さい。
こんな時代だけど、こんな時代だからこそ、一緒に前へ進み生きていきたい。
◎川村真司(PARTY NY)のコメント
この歌は、なりたい自分とそこに届かない自分、キレイでいたいのに必ずしもそのように生きられない人々の葛藤による、心の叫び(Shout)について歌っているように感じました。その外からは見えない魂の形や本当の思いを、物体が落とす影によって表現できないかと考えました。
一見意味のないオブジェの影が、一定の方向から照らされることによって意味のあるシルエットを作り出し、物語が展開していきます。「鳥人間」が捕まって動物園に入れられてしまうけれど、自分を犠牲にしながら大切な人と一緒になんとかまた自由になるという物語が影によって語られます。
本物の影とその上に実際に投影したアニメーションとが絡み合うことで生み出される不思議な世界を堪能してください。
◎シングル『Shout』
2014/08/13 RELEASE
[初回限定盤(CD+GOODS)]
WPCL-11953 1,700円
[通常盤]
WPCL-11954 1,200円
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