2014/07/31
モリッシーが、元ガードマンのブラッドリー・ステインから不当に解雇されたとして訴えられていることが明らかになった。米ゴシップサイト“TMZ”の報道によると、ステインは“Morrissey-solo.com”という厄介なファンサイトの運営者、デイヴィッド・ツェンに“危害を与えるのを断った”ことでクビになったとしているそうだ。
ステインいわく、モリッシーが「ツェンを痛い目にあわせられないか」と尋ねてきた上に、彼のツアー・マネージャーも公然と「その男を追い払えないか」頼んできたという。
しかし、モリッシーが7月30日に出した声明では、ステインの主張は完全に金目当てのものにすぎないとしている。モリッシーは、「私が赤の他人(ブラッドリー・ステイン)にデイヴィッド・ツェンを身体的に攻撃するよう頼むというあきれた考えは、まともな人であれば間違いなくありえない話だと分かるだろう。このドラマのお粗末な真実は、ブラッドリー・ステインが“モリッシー・ツアー”からお金を吸い取ろうとして失敗に終わった、ということだ」と綴っている。
サンホセのシティ・ナショナル・シビック公演で乱暴な観客がステージに殺到し、モリッシーが地面に倒された出来事が5月7日にあり、ステインはその後に雇われた。同コンサートは、後にモリッシーが呼吸器感染で倒れキャンセルとなった北アメリカ・ツアーと同様、予定より早く切り上げなければならなくなった。
モリッシーの10枚目のソロ・アルバム『ワールド・ピース・イズ・ノン・オブ・ユア・ビジネス~世界平和など貴様の知ったことじゃない』は、7月にリリースされているものの、同アルバムをサポートするツアーの予定は今のところない。
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