ADELEの『21』がBILLBOARD 200アルバム・チャートのナンバーワンに復帰して、イギリスの女性シンガーは12週間の一位を記録することに。これはSANTANAが1999年の後半と2000年初頭に12週間一位をキープして以来の長期首位維持記録となる。『21』は24週前に1位に初登場して以来ずっとトップ3圏内にとどまっている。現在290万枚のセールスで、今のところ今年もっとも売れたアルバムになっている。来週『21』は13週目の1位を維持できるだろうか。おそらくダメだろう。JAY-Z＆KANYE WESTの『WATCH THE THONE』が50万枚以上売れてトップに立つことは間違いないからだ。

先週1位のERIC CHURCHの『CHIEF』は2位。仲間のカントリー・シンガー、TRACE ADKINSの『PROUD TO BE HRE』が3位に入った。これは彼の4作目のトップ10アルバムで、2010年の前作『COWBOY’S BACK』は初登場5位だった。

MAT KEARNEYの『YOUNG LOVE』は彼にとって最高のセールスを記録して4位。前作『CITY OF BLACK & WHITE』は13位だった。

NICKELODEON TVシリーズ『VICTORIOUS』のサウンドトラックが5位初登場、様々なアーティストによるR&Bコンピレーション『SLOW GRIND』が99位に入った。

このコンピはレーザー＆タイからリリースされ、ダイレクト・レスポンスのTV広告と何週間もの前売りで売り上げを伸ばした。このレーベルは『KIDZ BOP』シリーズやコンピレーション『MONSTER BALLADS』、『PULSE』、『FIRED UP!』、『THE EDGE』なども出している。

『KIDZ BOP』といえば、シリーズの第20弾は今週6位から7位にダウン。これと『GRIND』がこのレーベルに史上初の2作同時トップ10入りを実現させてくれた。

JASON ALDEANの『MY KINDA PARTY』が4位から6位にアップ、BEYONCEの『4』が5位から8位にダウン。BLAKE SHELTONの『RED RIVER BLUE』が8位から10位にダウンした。