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2014/06/20

蜜矢 壮絶自転車ツアー大苦戦で限界か「飽きましたよね……?この旅に」

 BiSのサウンドプロデューサー 松隈ケンタ&悪徳マネージャー兼仕掛人 渡辺淳之介が手掛ける妄想シンガー 蜜矢。北上チャリンコツアー後半戦を敢行中の彼から、その心境や状況を綴った本人レポートが到着した。

<蜜矢とは?>

 蜜矢は“人間の本音”を歌うシンガーで、4月30日発売のミニアルバム『いけないmagic』にてつばさレコーズよりデビュー。同作のリード曲「Super life」のミュージックビデオ(http://bit.ly/1iyZdjc)は、山の手線の電車内~渋谷スクランブル交差点のど真ん中で「Super life」を歌う蜜矢の姿が、楽曲のピュアネスと相まって涙を誘う問題作だ。

 そんな蜜矢がマネージャーの指令で、路上ライブで売ったCDの売り上げのみで生活する、過酷な北上チャリンコツアーを開始。約1か月をかけ東京へと辿り着き、グランドフィナーレのワンマンライブ(http://bit.ly/1u1dR5r)も成功に収めた。しかし急遽「さらに北へ行け」と指令を受け、6月8日より北海道の最北端を目指すことになった。

<500枚売らなければいけないのに残りがまだ238枚
43日も同じように歌って喋っていたら飽きもする>

 旅が始まって12日目。通算43日目。今は宮城県仙台市にいます。西日本と違って東日本は山が多く、都市が少ない。移動距離はだいたい1日80~90km。正直なところ移動はしているわりにCDがあまり売れていないのが現状です。500枚売らなければいけないのに残りがまだ238枚。ツイキャスで毎日配信してもまだまだ見てくれる方が少ない。いや、少なくなったのかもしれないです。

 飽きましたよね……? この旅に。ワンマンが終わって1週間の休みを挟みましたが旅も43日。43日も同じように歌って喋っていたら飽きもする。だけどみなさんが飽きて見なくても自分は自転車をこいで路上ライブをする。何回も何回も何回も。ここ最近自分でも自分がつまらないと思うし停滞しているのはわかってました。飽きられないようにするにはまた27時間路上ライブのような奇策をすればいい、と考えましたが毎日の移動距離と体力を考えると難しい。

<何をすればいいのかがわかりません……>

 最近限界を感じてます。飽きられているかも、という気持ちと毎日の移動と路上ライブでかなり体力も削られています。今までは「もう無理だな……」って思う時もありましたが一周回って頭が止まって何も感じず、考えずにボーッとしてしまうことが多くなりました。このままじゃダメだ、と思いますが何をすればいいのかがわかりません……。

 路上ライブを毎回しっかり全力でやるというのはもちろん。ただ、それだけではなく何かもっとできることがあるはず……。せっかくこの旅で宗教勧誘受けたりとかパンクしまくったり、という経験をしてるのだから、それを生かしたMCをもっとうまくできるようになどもちゃんと研究しなければと思いました。そしてさらに飽きさせないようなことを具体的に何をするか考えないといけないのですが、見つかりません。

<この記事を見ている方にお願いがあります>

 宿泊先に着いたら報告メールを送ったら最近はすぐに寝てしまいます。寝る間を惜しんでもっとできるはずだし、しなければいけない。見ている方にあきられないためにも、自分自身で感じる停滞感を改善するためにももっとやらなきゃいけない。まずはこまめにSNSを使って路上ライブの宣伝をしないと。

 この記事を見ている方にお願いがあります。もし東北にお住まいの方や友人知人がいる方がいたら是非路上ライブに足を運んだりしていただけるとうれしいです。

◎蜜矢 壮絶自転車ツアーツイキャス配信
http://twitcasting.tv/mitsuya_32

◎東日本チャリ旅予定
6月20日(金)仙台駅(宮城県)
6月21日(土)一関駅(岩手県)
6月22日(日)盛岡駅(岩手県)
6月23日(月)盛岡駅(岩手県)
6月24日(火)八戸駅(青森県)

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