2014/06/16
「もうひたすらぶりっ子で貫こうと。そうしなくちゃ壊れてしまう」と、メジャーデビューアルバム『変身少女』を完成させた“可愛いレトロ娘”吉澤嘉代子。6月15日 メジャーデビュー後初のワンマンライブを渋谷duo MUSIC EXCHANGにて開催した。
<ステージへ瞬間移動「嘉代子、メタモルフォーゼ!」>
開演と同時に「後ろだよー!」と、二階席でくるくる回っていた魔法使いがステージへ瞬間移動すると、「嘉代子、メタモルフォーゼ!」と深紅のドレスを身に纏った嘉代子へ大変身。バレリーナのようにくるくる回りながら、かつてないほど気持ち良いガーリーボイスを響かせていく。その後もゴキゲンな彼女は「ずっとこの日を楽しみに暮らしてきました! 一緒に最後まで楽しみましょーねー!」と、ギターを弾きながら歌い続け、ラブリーポップから胸を締め付ける切ないナンバーまで惜しみなく披露。
<ファンとハイタッチ、手が届かないみんなには投げキッス!>
ライブ後半では、金色のポンポンを装着して振り回しながら新曲「恋愛倶楽部」で跳びはね、ベイ・シティ・ローラーズよろしくのグルーヴを創造。もうひとつの新曲「ケケケ」ではゴキゲンな歌謡ロックンロールで毛について歌い叫び、気付けば客席乱入! 二階席まで駆け上がり、ステージへ戻ったかと思えば脇から伸びた毛の塊を観客にプレゼントした。また、本編最後の代表曲「美少女」でも最前列のファンとハイタッチしつつ、手が届かないみんなには投げキッスを。垣根のないステージングで楽しませてくれた。
<「最後の「23歳」聴いてください」~渋谷O-EASTワンマン決定>
「歌を聴いてくれて、私を見つけてくれて、ありがとうございます」そう挨拶した彼女は、さらなる高みを目指す為、大きいステージで歌い続ける夢を叶える為、数少ない自身のことを綴った名曲「23歳」の封印宣言。「最後の「23歳」聴いてください」と、ひとりで23歳の君と決別した。なお、吉澤嘉代子は、11月27日 渋谷TSUTAYA O-EASTでワンマンライブを開催すると発表。ここから一気に勝負に出る彼女の音楽人生にぜひ注目してほしい。
取材&テキスト:平賀哲雄
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像