2014/06/13 17:05
パルコ・ミュージカル・シアター「恋と音楽Ⅱ~僕と彼女はマネージャー~」の公開舞台稽古および囲み会見が13日、都内の渋谷のパルコ劇場で行われ、出演者でSMAPの稲垣吾郎、真飛聖が出席した。
本作は、稲垣主演のミュージカルシリーズの第2弾。ミュージカルを愛してやまない真壁晃司(稲垣)の20代後半から40代までを描く大人のラブコメディー。
前作でミュージカル作家を演じた稲垣が本作では初のマネジャー役に挑戦した。「パート2ってなかなかできるものではないのでうれしいです。前作で初めてのミュージカルをやらせていただいて、楽しくてまたやりたいと思っていました」と喜びを語った。
20代後半からを演じるに当たっての役作りのこつについては「ステージ上で『僕たち26歳だから!』と言うことです。ミュージカルと音楽、舞台の力でどうにかなる」と笑わせた。
前作でもヒロインを演じた真飛については「助けられっ放しで、力強いパートナーです」と絶賛。また、ヘアスタイルや衣装を変えながら15年間を演じる真飛に対して稲垣は「僕のヘアスタイルに関しては、舞台の2時間で、時間経過とともに変わっていきます。年齢を重ねるから変わっていくのではなくて、(汗や激しい動きで)想定外に変わっていきます」と癖毛ゆえの悩みを明かした。
また梅雨の天気も気になる様子だが「朝湿度を測ったら75%だったので、この湿度をどう乗り切るか。でもミュージカルは歌を歌うので、喉にはいいですから。今回は曲数も多いし、2人でいいハーモニーを届けたい」とポジティブに語った。
劇中では真飛に相島一之を交えて三角関係を演じる。「大人の恋の物語なので、見てくださる方は恋愛ホルモンが分泌されるでしょうね。見ているとみんな恋がしたくなると思います」とアピール。
稲垣が「僕も(恋愛ホルモンが)出ましたね。(真飛は)僕の大好きなカサブランカの花のように美しい方なので」と褒めちぎると真飛は「2回目ということもあるし、いろいろなお話をさせていただく時間もあったので普段の稲垣さんと私の関係性も良くなっていると思います。それを役に反映できれば」と語った。
また、渋谷の東急シアターオーブでは同時期に香取慎吾主演のミュージカル「オーシャンズ11」が上演される。稲垣は「時間があればぜひ見たいし、香取くんにも見てほしい。2人で渋谷の街を行き交う人々の笑顔を増やすことができればと思います」と呼び掛けた。
開幕したサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会についても「頑張ってほしいです。選手の方とは事前にお会いする機会が多かったので、お互いに頑張ろうと約束しました。僕らは僕らの仕事で日本を盛り上げたいですね」と日本代表にエールを送った。
ミュージカルは都内、パルコ劇場で13日~7月4日に上演。
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