2014/06/06
英国のデジタル配信/独立系サービス・プロバイダーのビリーブ・デジタル・スタジオ(Believe Digital Studios)が、クイーン、モンティ・パイソン、ナンシー・アジュラムとの契約を締結した。また、インディーズ・レーベルのデーモン・ミュージック・グループおよびツールルーム・レコードとは、世界規模のビデオ配信とチャンネル管理の契約を交わした。音楽ニュースサイト“Complete Music Update”が伝えている。
Believe Digital Studiosはまた、カタログ曲からパックショット・ビデオ(製品の静止画または動画で、通常は広告に使用)が作成可能なコンテンツ管理システム“ビリーブ・バックステージ”のアップデートも発表。どちらも自社のYouTubeチャンネルとデジタル著作権管理技術のさらなる発展に貢献すると思われる。
ビリーブ・デジタルのリー・モリスンはステートメントにて、「オーディオ配信と同様、ビリーブは音楽でも音楽以外のコンテンツでも我が社のビデオ・チームを通じ、最大かつ最高のクライアントと仕事をしたいと思っています。我々は業界の主力となるために多くのスタッフと技術を投資してきました」と述べている。
また、デーモン・ミュージック・グループのデジタル販売部長、ポール・タッカーは、「一つのビジネスとして、わが社の総体戦略とYouTubeに対するビジョンに沿ったパートナーを広く探してきました。日々のチャンネル管理を最高レベルに維持するだけではなく、アーティストとの面白いキャンペーン作りをクリエイティブな視点から支援してくれるのです」と加える。
ビリーブ・デジタルは、YouTubeの3,500以上のチャンネルで月15億のページビューがあり、およそ200のテーマ・チャンネルからなる独自のマルチチャンネル・ネットワークを所有する。クライアントには、公共放送サービスをはじめ、フーチャー・クラシックス、ホスピタル・レコード、ブラックバター・レコードなどのレーベルや、バスティル、ジェームス・ヴィンセント・マックモロウなどのアーティストがおり、YouTube最大の独立系パートナーを自称している。
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