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2009/09/26 00:00

“ALIVE 35 TOUR”の全米公演がスタート

先週末9/25の金曜日、KISSは地元デトロイトで“ALIVE 35 TOUR”の全米における最初のライヴを敢行し、1975年リリースのコールド・アルバム『ALIVE!』に収録されている全16曲のうち「FIREHOUSE」と「ROCK BOTTOM」を除く14曲をメインにステージを繰り広げた。

「DEUCE」で幕を開けたライヴは、その後「STRUTTER」、「GOT TO CHOOSE」と続き、4曲目の「HOTTER THAN HELL」ではGENE SIMMONSが口から火を放つお馴染みのパフォーマンスを見せて会場を盛り上げた。そしてパフォーマンスは「NOTHIN' TO LOSE」、「C'MON AND LOVE ME」、「PARASITE」、「SHE」、「WATCHIN' YOU」、「100,000 YEARS」、「COLD GIN」、「LET ME GO, ROCK'N ROLL」、「BLACK DIAMOND」と続き、本編のエンディングを飾る「ROCK AND ROLL ALL NITE」まで計14曲が披露された。

ステージでは花火による仕掛けや、ドラムのERIC SINGERとギターのTOMMY THAYERによるソロ・パフォーマンスもあり、「100,000 YEARS」では長いヴァージョンが繰り広げられる中、STANLEYと会場のファとの掛け合いで盛り上がっていた。

そしてアンコールでは、人気の高い「SHOUT IT OUT LOUD」、THE WHOの「WON'T GET FOOLED AGAIN」を盛り込んだ「LICK IT UP」、「I LOVE IT LOUD」、10/6にリリースされるニュー・アルバム『SONIC BOOM』からの第1弾シングル「MODERN DAY DELIAH」、「LOVE GUN」、「DETROIT ROCK CITY」の計6曲を演奏し、トータル2時間20分に及ぶステージの幕を閉じた。

またSIMMONSの話によると、この日のパフォーマンス及び翌日のステージはすべてフル・カメラでの撮影が行われ、将来的にはライヴDVDとしてリリースされることになるようだ。“ALIVE 35 TOUR”は、BUCKCHERRYをオープニング・アクトに迎えてこのあと12/6まで敢行されることになっており、カナダを含む複数の都市でライヴを行う。またハロウィーンには、ニューオリンズでVOODOO EXPERIENCE FESTIVALの一環としてパフォーマンスを行う。

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