2011/07/20
クリスマス・アルバムと小説がPAT BENATARの将来の予定表の最重要項目だ。
ベテラン・ロッカーは夫のNEIL “SPYDER” GERALDOとともにすでにクリスマス・アルバムのためのマテリアルを作曲したり集めたりし始めており、8月の終わりにツアーが終了し次第レコーディングを開始し、2012年のリリースを目指したいという。「私たちはクリスマスが大好きなの」とBENATARは言う。「多くのトラディショナルな曲があるし、クリスマス・ソングのジャンプ・ブルース・バージョンなんかもあるし、2,3オリジナルもあって、いろんなものを混ぜてひとつにしたみたいになるわね。ホーンをつけたものもやるつもりだから、楽しくなるはずよ。(1991年の)『TRUE LOVE』以来そういったことをなんにもやっていなかったからね」
BENATARは9/11のチャリティ・シングル「CHRISTMAS IN AMERICA」やスタンダードの「PLEASE COME HOME FOR CHRISTMAS」を含む、既発表のクリスマス・ソングもアルバムに収録することを考えているという。「たくさんあるのよ。レコーディングはさっさとやるつもり。古いやり方で、曲をいっぺんにレコーディングして、あんまりオーバーダブはしない。そういうことをどうやったらいいか私たちはよくわかってるから」
スタジオ・アルバムは2003年の『GO』以来出ていないが「私たちは始終曲を作っているの。マテリアルはたくさんあるんだけど……私のせいね。私はレコードを作りたくない人なの。SPYDERは『いい加減にしろ~』って感じだけど、私は違うことがしたいの。いずれは作るだろうけどね」
BENATARは今年ツアーのオフを使って初めての小説に取りかかる予定だ。これは昨年の自伝『BETWEEN A HEART AND A ROCK PLACE』の出版に続くものだ。キリストの復活についてのもので、かれこれ10年近くも構想を練っていたという。現代を舞台にした「歴史小説」で、ハーパー・コリンズから出版される。
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