2011/07/08
ロック界のレジェンドROGER WATERSが、ヨーロッパで行った“THE WALL LIVE TOUR”の6月公演の興行売り上げで、HOT TOUR RANKINGの1位に返り咲いた。
6/6と6/7、そして6/24と6/25に行われたチューリッヒの公演は4日間すべてがソールドアウトとなり、観客動員数は計4万人弱だったが、グロス売り上げは約800万スイス・フラン(約960万ドル)にも達した。
またドイツでは3都市で2公演ずつを敢行し、6/3と6/4のマンハイム、6/10と6/11のハンブルク、6/15と6/16のベルリンでパフォーマンスを行ったほか、デンマークのハーニング(6/14)、ミュンヘン(6/21)、ハンガリーのブダペスト(6/23)では、それぞれ1公演ずつを行った。
その他、今回のツアーで唯一のスタジアム公演となった6/19のジュッセルドルフのコンサートでは、54,000人収容のサッカー・スタジアムに33,299人のファンが集まり、イギリスでは6/27にバーミングハム、6/28にマンチェスター、そしてツアー最終日となる6/30にはパリで公演を行った。
WATERSに続いて2位に付けたのはTAYLOR SWIFTで、北米で行った“SPEAK NOW WORLD TOUR”の5公演だけで1,570万ドルのチケット・セールスを記録。
6/18にフットボール・チームPITTSBURGH STEELERSのホーム・グラウンドHEINZ FIELDで行われたライヴには、52,009人もの観客が詰めかけ、チケット・セールスは400万ドルに達した。そしてその翌週末の6/25~6/26、昨年もライヴを行ったマサチューセッツ州フォックスボロにあるGILLETTE STADIUMでの2公演では、チケットがソールドアウトとなる中、計11万人の観客を動員。チケット売り上げは800万ドルを記録した。ちなみに昨年の“FEARLESS TOUR”では、6/5のソールドアウト公演で370万ドルを稼ぎ出している。
そして3位に付けたのはベテラン・ロッカーのBOB SEGERで、3月後半~5月末まで行った北米スプリング・ツアーでは、計330万ドルを稼ぎ出したデトロイトの3公演を含め、8都市で計26公演を敢行。トータルのグロス興行収入は2,100万ドル、観客総動員数は30万人以上に達した。
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