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2011/07/07 00:00

■COMMON、NAS■ NO I.D,プロデュースのアルバムを準備中

COMMONの9THスタジオ・アルバム『THE DREAMER、THE BELIEVER』への期待が、NASをフィーチャーしたアルバムからのニュー・シングル「GHETTO DREAMS」が7/2に発表されたことで高まっている。

COMMONは、長年のコラボレーターであり「GHETTO DREAMS」のプロデューサーであるNO I.D.(KANYE WEST, BEG SEAN)が『THE DREAMER, THE BELIEVER』をプロデュースしていると語っている。

「GHETTO DREAMS」の強烈なドラムやぶつ切りのスクラッチやホーン攻撃から察するに、『THE DREAMER, THE BELIEVER』は90年代半ばのヒップホップに逆戻りしたような作品になりそうだ。「GHETTO DREAMS」のカバー・アートは二人の当時若かったMC、NASとCOMMONの古い写真で、COMMONがFAT JOEのビデオ撮影で撮られたと記憶しているものだ。

NO I.D.がCOMMONに最初に「GHETTO DREAMS」を聞かせたとき、彼はそれを自分のものにせずにはいられなかったという。「何だかのめり込んでしまったんだ。まるでそれを書いてる人間みたいに。あまりに生々しくて、まるで95年の何かみたいなんだけど、新しいサウンドなんだ」。NO I.D.は曲の初期のバージョンをCOMMONのお気に入りのラッパーのひとりであるNASにも聞かせていた。NASは聞いた途端、その曲に乗ってきたという。

シングルの元々のリリース日(6/23)を過ぎたこの週末、NASは彼の期待をツイッターにつぶやいている。「COMMONに15分やる。さもなきゃ”GHETTO DREAMS”をオレが発表してやる」そしてその15分後、NASはこの曲をリンクにポストしたのだ。

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