2011/07/06 00:00
JOHN RZEZNIKは次のGOO GOO DOLLSのアルバムの曲作りが「おそらく……半分終わった」ところだといい、2010年の「より暗い」『SOMETHING FOR THE REST OF OUS』とは反対に「すごくアップテンポで、すごくアップビートなものになるだろう」と述べている。
「あのアルバムは、当時オレの頭が向かっていた方向性を反映していたし、当時世界で起こっていたことを反映しようとしていた。経済とかいろんなことをね」とRZEZNIKは言う。新曲は「過去に書いていたマテリアルよりもうちょっとハッピーに聞こえる。これも今のオレの頭の中を反映してるんだろうね。自分たちが前よりぐっと良くなったとは思わないけど、人々はちょっと落ち着いてきたし、オレたちもひとつの社会としての展望を新たに固めてきたからね。だから、今の自分にできることは考え、感じていることを書くことだけなんだよ」
彼は作曲の多くを「ラップトップを使ってホテルの部屋やバックステージの楽屋で」手がけているという。彼はロサンジェルスに「小さな場所」があり、出身地のバッファローに近いニューヨークのアップステートにある自宅の寝室も曲作りに使っている。「ほんとに楽しいね。全レコーディング・スタジオをラップトップに入れて、それでなんでもできるんだから。だから、今までよりツアー中にレコーディングするのが簡単になったよ」
彼らは7/7にミシガン州からMICHELLE BRANCHとPARACHUTEと共にツアーをスタートさせるが、新曲「LAST HOT NIGHT IN AMERICA」も披露する予定だ。「すべてにウンザリしてしまった男が、出かけていって楽しむことにした、っていう歌なんだ。彼は自分の部屋に閉じこもって自分の人生のあらゆることを心配していたんだけど、最後に『どうにでもなれ!』と言って飛び出していき、とことん楽しもうとするんだ。多くの人々が今、そんな気分なんじゃないかな」
この夏はさらに「ALL THAT YOU ARE」という『TRANSFORMERS:DARK OF THE MOON』のサウンドトラックのためにバンドがレコーディングした曲も演奏されるかもしれない。「(映画のために)ある歌を書いたんだけど、うまく行かなかったんだ。この歌はJOHN SHANKSと一緒にオレたちだけのために書いた曲だったんだけど、音楽担当者に聞かせてみたら気に入って『ピッタリのシーンがある』っていうんだ。だから、彼らのためにもう一曲あってよかったよ」
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