2011/06/23
BRITNEY SPEARSがアルバム『FEMME FATALE』からの3RDシングル「I WANNA GO」のミュージック・ビデオでパパラッチを相手に戦い、彼女のユーモラスな面を見せている。CHRIS MARRS PILIEROが監督したクリップは今年のビデオ・ミュージック・アウォードの対象となるよう6/22朝にMTVでプレミアされた。
ビデオは彼女が記者会見でくだらない質問に答える場面からスタートする。「あなたがBRAD PITTの私生児を(ひとり)妊娠しているという報道は本当ですか?」とあるリポーターが尋ねるとSPEARSは生意気そうに「違います。5つ子です」と答える。部屋の多くの人たちをおちょくったあと、彼女はGUILERMO DIAZが演じる王冠を被った髭の男と出て行く。エレクトロ・ポップの曲がスタートすると、SPEARSは「いささかアブナく」なってきて、ファンの股間を掴んだり、街の通りのあちこちに現れ、歌のブリッジでは口笛を吹きながら犬や赤ん坊たちと交流する。
ついにSPEARSの前に3人のカメラマン/サイボーグが立ちふさがるが、彼女はタクシーの屋根に立ってマイクを振り回して彼らと戦う。王冠の男(なぜかこのときまでに王冠はなくなっているが)が現れてSPEARSを救う。その男は彼女と車で走っている間に牛乳1カートンを自らに浴びせかける。なんとまあ、冒険だと思っていたらすべてはSPEARSの夢だった――んですよね?
「I WANNA GO」では「PIECE OF ME」や「EVERYTIME」同様、またしてもパパラッチとSPEARSのパブリック・イメージとの関係がビジュアル的に描かれている。しかし、この新しいクリップはおそらく今まででもっとも遊び心に溢れたもので、最後に「THRILLER」へのオマージュがあったり、映画館に『CROSSROADS 2: CROSS HARDER』(彼女の2002年の初出演映画の続編という設定)がかかっていたりする。
SPEARSはNICKI MINAJ、JESSIE AND THE TOY BOYS、NERVOとの『FEMME FATALE』ツアーでアリゾナ州グランデールにて6/22に公演を行なうが、「I WANNA GO」や『FEMME FATALE』からの他の曲も披露される予定だ。
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