2014/04/24
500年以上もの歴史をもつウィーン少年合唱団が、4月24日に都内にて来日記者会見を開催した。
2014年の来日ツアーでは日本人の団員1名を含む計25名が来日し、全国で31公演が開催される。毎年、一般公募される今年の歌は、「ひこうき雲」と「花は咲く」が選ばれた。今回のプログラムについて、団員のミハイル君は「日本語や英語など、新しい国の言葉の歌は、とても大変でした。」と語り、ファビアン君は日本の印象について聞かれると「日本は、すっごい大きい国だと思いました。東京は、ほんとメガシティ!どこでも買い物ができて便利だし、人々もみんな優しいですね。」と答えた。
また、ウィーン少年合唱団は3月1日にウィーンの楽友協会にて、小林幸子の夫、林氏が主催する「歌う第九コンサート」をウィーンで開催。日本からは南相馬ジュニア・コーラスと、一般参加者約320名が出演した。ウィーン少年合唱団のヴィルト芸術監督は「ベートーベンの第九は、我々オーストリア人にとって とても大切な曲だが、日本の皆さんにとっても讃歌の一つだと感じた。“人類、みな兄弟”という歌詞にもあるように、この曲を通じて一緒になれる音楽なんだと実感した。」と語った。会見の最後には、今回のコンサートツアーで演奏される曲の中から、「ひこうき雲」、「ラデツキー行進曲」、「花は咲く」の3曲が一足先に披露され、会場内は美しい歌声に包まれた。
◎公演概要
【Canon Presents ウィーン少年合唱団 2014年日本公演】
来日期間:4月26日(土)~6月15日(日)※全国31公演
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