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2011/05/30 00:00

■DAVE STEWART■ ナッシュビルに刺激されて新作を完成

EURYTHMICSとの伝説的作品から最近のSTEVIE NICKSの最新作『IN YOUR DREAMS』でのコラボレーションに至るまで、DAVE STEWARTはスタジオで魔法を生みだすことで定評がある。彼は8/23に発売されるニュー・アルバム『THE BLACKBIRD DIARIES』でもふたたびそれをやってのけた。

ナッシュビルのJOHNとMARTINA MCBRIDEのブラックバード・スタジオでレコーディングされた12曲入りのアルバムは、NICKS、MARTINA MCBRIDE、COLBIE CAILLAT、THE SECRTET SISTERSらのゲストをフィーチャーしている。グラミー受賞のベテラン・イギリス人アーティスト/プロデューサー/ライターは、MCBRIDE夫妻を訪ねたあと、ナッシュビルで新作をレコーディングすることに決めた。

「ナッシュビルそのものに、そしてそこでレコーディングするっていう発想にすっかり夢中になってしまったんだ。JOHNとMARTINAに会った2週間後に飛行機で舞い戻ってアルバムのレコーディングをスタートしたんだけど、曲が全然ないってことをすっかり忘れてたんだ。だから、その場ですべて書き上 げなきゃならなかった」

アルバムは1週間もかからずにレコーディングされた。「5昼夜だったけど、夜はほとんどウォッカを飲んでいて、レコーディングはそんなにはかどらなかったね」

アルバムのミックスを手がけたJOHN MCBRIDEが、ギターにTOM BUKOVAC、ドラムにCHAD CROMWELL、ベースにMICHAEL RHODES、スチール・ギターにDAN DUGMORE、ピアノにMIKE ROJASという素晴らしいスタジオ・ミュージシャンのバンドを集めてくれた。

「くつろげたし、みんなも仲間のように迎えてくれた」と多くの大物たちと仕事をしてきたSTEWARTは言う。

「ナッシュビルにアルバムを作るために行った人は、カントリー・アルバムを作るって考えがあるよね。だけど、僕はそういう発想は全然持たずに行ったんだ。そこに引きつけられたから行っただけさ。そして、そこで歌を書いている間はなるように任せていた。だから、こういう不気味なミクスチャーがうまれたんだ。イギリス人がカントリーとブルースとロックの環境に囲まれてるみたいな。だけど、そこにはひと癖あるんだよ」

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