2014/03/04
3月4日 シネマート六本木試写室にて映画『ワン チャンス』トークショーが開催され、モーニング娘。OG高橋愛、19才の演歌歌手 徳永ゆうきがオーディションの経験談などを語った。
世界的オペラ歌手 ポール・ポッツの波乱に満ちた半生を『プラダを着た悪魔』の監督、『最高の人生の見つけ方』の脚本家で贈る『ワン チャンス』。36歳の冴えない携帯販売員だったポールが、一世一代の大勝負のオーディションに出場し、一瞬にして観客全ての心を掴むシーンはまさに大逆転。本作の主人公と同じようにチャンスを掴んで、人生に見事逆転劇を起こした高橋愛と徳永ゆうきがトークショーに登壇した。
<モーニング娘。オーディション会場に学校の先輩後輩が>
高橋愛はモーニング娘。オーディションを「私が受けたときは、2万6千人の中から4人が受かったのですが、福井に住んでいたので会場の名古屋に行くだけで都会だなって思ったし、慣れてもいなかったので自信が無かったです。でも会場に同じ学校の先輩と後輩がいて、あとで学校であったら「オーディションにいたよね」って話になりました(笑)。リズムをとることも初めてで緊張しました!」と振り返り、デビューしてからは「皆さんよくおっしゃることだと思うんですけど、親戚が増えました(笑)。地元の福井でロケをすることもあるのですが、見知らぬ人が声をかけてきて母の友達の親戚だってあいさつをされて「遠いな!」って思ったりとか」と、語った。
<高橋愛流オーディションに勝つコツ「想いは審査員に届く」>
また、オーディションに勝つコツを問われると、「最近では、「この役がやりたい」と思ってオーディションを受けたりしますが、周りの人に聞くと、その役じゃないんじゃないとかアドバイスをいただけるんです。周りの方のが自分をわかっていてくれて正しいことも多いので意見を聞くようにしています。どうすれば、オーディションに受かりますか? っていう相談をいただいたりもするんですが、自分をよく見せようとするんじゃなくて、素直な自分をいかに出せるかだと思います。想いは審査員に届くと思います」と、コメント。
さらに、徳永ゆうきが阪神電車の車掌さんのモノマネを披露すると、「高橋さんも何か得意技ありますか?」とムチャぶりされ、「えーー!! 得意技ですか?? 無いです……。あ、巻き舌ですかね。モーニング娘。に入ってすぐのころはできなかったんですけど、発声練習でやるので、今では得意になりました」と、巻き舌を披露させられていた。
◎高橋愛&徳永ゆうきインタビュー(囲み取材)
--先ほどもお話をされていましたが、二人ともよく選ばれたね。
高橋愛:私はオーディションに持ち込むMDを買うところから始めてるんでポンポンとオーディションが進んでいくにつれ、受かりそうな子と写真を撮っておかなきゃとか言っていて、まさか自分が受かるとは思わなかったです。私は第5期なんですけど、4期の時に4人合格しているので次は1人か2人しか受からないんじゃないかなんて噂が回っていて。でも結局4人受かったのでびっくりしました!
徳永ゆうき:のど自慢の大阪大会は1000通越えの応募があってそこで優勝させていただき、さらに各地の優勝者が15組集まったグランドチャンピオン大会に進んだんですが、皆上手で終わった後褒めあっているんです。そこでは、いけても優秀賞だろうと思っていて、優秀賞2組が発表された時点でもう駄目だと思ったんです。でも最後に名前が呼ばれて「本当なのか!」って思いました。初めて買ったCDは千昌夫さんの「全曲集」でのど自慢では大川栄策さんの「はぐれ舟」を歌わせていただきました。
--高橋さんはご結婚されたばかりだけど、劇中の夫婦みたいに幸せですか? 旦那さんはこういう映画は好きですか?
高橋愛:実はこの作品一緒に観ました。職業柄か感動する場所も一緒で彼もとても気に入っていました。
--アイドルと芸人さんは共通点ありますか?
高橋愛:彼はオーディションで入ったのでは無いと思うのですが、R-1とかもありますし。舞台を見に来てくれた時は結構的確なダメ出しをしてくれたりします。演出したりするのは好きみたいです。家でネタ作りをしているは見たこと無いですが、紙芝居みたいのを作る手伝いをしたことはあります。
--お二人とも実力はもちろんのこと運もないとなかなか選ばれないと思います。何かゲン担ぎのようなこととかジンクスとかありますか?
高橋愛:ステージに出るときとか階段を上がるときとか左足からということを気にしています。なんか長生きするってきいたこともあるので。
--左手も光ってますね(笑)。
徳永ゆうき:ゲン担ぎは……思い浮かばないですね。特にないです。ただ緊張しないように一人でしゃべり続けたりしますね。マネージャーさんにはすごい無視されるんですけど(笑)。
--高橋さん、ご結婚されて実感はありますか?
高橋愛:ネットショッピングの時、阿部愛で買い物をすることと、阿部という判子を使う時ですかね。
--ありがとうございます。それではお二人に映画のPRをして〆ていただきたいと思います。
高橋愛:夢は人それぞれで、かなわないだろうと思うものも有るかもしれませんが、諦めなければかなうかもしれない、そう背中を押してくれる映画だと思いますので楽しんでご覧いただければと思います。
徳永ゆうき:人生いろいろで何が起こるかわからない。ちょっとしたきっかけで良いように変わって前向きになれるかもしれない。そんな勇気をくれる映画だと思います! 『ワン チャンス』! よろしくお願いします。
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