2014/02/05
面影ラッキーホール改めOnly Love Hurtsが、2月1日に渋谷WWWで【WWW presents O.L.H. と stillichimiya】に出演。山梨は旧一宮町が生んだローカルタウン代表 stillichimiyaとの対バンライブで、映画『地球防衛未亡人』主題歌に起用される新曲をライブで披露した。
田我流、Young-G、Big Ben、MMM、Mr.麿、EXPOが集う名うてのヒップホップ集団 stillichimiyaとの対バンということもあり、会場には多くの観衆が詰め掛けた。一方、昨年秋に開催したワンマンライブで、バンド名を面影ラッキーホールから改名したOnly Love Hurtsは(略称は同じO.L.H(オーエルエッチ))、いつも通り10名を超える大所帯でステージへ。初期代表曲のひとつ「今夜、巣鴨で」よりライブをスタートさせると、aCKy(vo)は全身ピンク色の正装で登場して大歓声を集めた。
stillichimiyaが対バン相手ということもあってか、「オレなんて東京生まれのHIP HOP育ちだから」とうそぶいた彼らが、河崎実が脚本と監督を務め、壇蜜が主演する映画『地球防衛未亡人』主題歌「愛のキサナドゥ」を披露したのは中盤。物悲しくも美しいピアノの旋律に誘われ聴き進めていくと、すべての苦しみを呑み込み、包み込んでくれる女性の温もりと悲哀がほとばしるメロディへと連なっていく名バラードだ。ホーンセクションも駆使した壮大なアレンジのサウンドは凄まじい迫力を有しており、2014年を代表するであろう1曲といえる。
さらには出所した父と約束をしようとした娘だが……な歌詞が胸を打つ「ゆびきり」、衝撃的な内容で賛否を呼び、YouTubeにアップされた動画にも様々なコメントが寄せられた「ゴムまり」と、珠玉のバラードを畳み掛けた彼ら。この日は会場限定で根本敬画伯×O.L.H.コラボTシャツが販売されていたが、ドラムのバスドラにも根本画伯の強烈なアートワークが描かれていたのが印象的だ。そして最後はアンコールにも応じて、「東京 (じゃ) ナイトクラブ (は)」で、この日のライブを締めくくった。
なお、Only Love Hurtsは秋にも同じ渋谷WWWでライブを行うことを予定しているという。
◎YouTube「映画『地球防衛未亡人』予告編」
http://youtu.be/onuF5IqD1qs
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