2014/01/10 11:00
電撃リリースから3週連続No.1をキープしていたビヨンセにかわって『アナと雪の女王』のサウンドトラックが新たなNo.1に輝いた1月18日アルバムチャート。
昨年、12月14日付で18位に初登場し、映画のヒットを受け順調にセールスを伸ばし、2週目でTOP10入り(10位)、先週4位まで上昇し、登場6週目で165,000枚を獲得してNo.1に到達した。サウンドトラックの大ヒットは、遡ると数え切れないが、アニメ映画によるNo.1獲得は『ライオン・キング』(1994年)、『ポカホンタス』(1995年)、『おさるのジョージ』(2006年)に次ぐ4作目で約8年ぶりの獲得となる快挙。ゴールデングローブ賞にもノミネートされ、映画興行収入も300億を突破している。
惜しくも2位に後退したが、4週目で13万枚と高セールスをマークしているビヨンセの『ビヨンセ』は、間もなく150万枚に到達、そして3位に停滞中のエミネム『ザ・マーシャル・マザーズLP2』は、170万枚を突破した。音楽業界全体が不況と言われる最中、トップスターの貫禄を見せる両者とも今年の年間チャート上位は間違いないだろう。
「ロアー」が13年度年間10位を獲得し「ダーク・ホース」もTOP10入りを果たしたケイティ・ペリーの『プリズム』は4位に、「ロイヤルズ」が9週のNo.1をマークしたロードの『ピュア・ヒロイン』が続く5位、「デモンズ」が今週10位にランクイン中のイマジン・ドラゴンズは、2013年の年間3位と大健闘した「レディオアクティヴ」含むデビュー作『ナイト・ヴィジョンズ』が10位にランクインしている。
彼らは、第56回グラミー賞授賞式に出演することが先日発表され、ケイティ・ペリーは「年間最優秀楽曲」「最優秀ポップパフォーマンス」の2部門、ロードは、「年間最優秀レコード」、「年間最優秀楽曲」主要2部門と、「最優秀ポップパフォーマンス」「最優秀ポップアルバム」の計4部門にノミネートされている。イマジン・ドラゴンズは、「最優秀レコード賞」にノミネートされ、受賞前の発表の段階で、既にセールスが伸び始めている。毎年、グラミー賞授賞式後には、それぞれのアルバムが大きくセールスを伸ばすため、今年も2月はグラミー賞授賞作品が上位を占めることは間違いないだろう。
グラミー賞は現地26日、日本では1月27日午前9時から、WOWOWプライムで生中継される。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



1月18日付 The Billboard 200 全米アルバムチャート
ビヨンセの『ビヨンセ』、わずか4週で前作のセールスを上回る
トゥパック・シャクールのミュージカルがブロードウェイで上演
コモンが新作発表へ。世界中の“暴力”に提言「子供たちを救う時」










