2013/12/18
ロサンゼルス上級裁判所では12月20日、コートニー・ラヴに対する名誉棄損訴訟の略式裁判聴聞会が開かれる。おそらく、セレブはツイートに責任があるという判断を示すか、もしくはツイッター上で“直接のメッセージ”を意図しながら誤って何十万ものフォロワーに配信したことは悪意とみなされないとの見解を明らかにするものとみられる。
問題のツイートとは2010年6月の「サンディエゴのロンダ・J・ホームズ先生がバイシューされたなんてショック!! @FairNewsSpearsを読んでみて」というものだ。
2008年の世界的な金融危機のさなか、銀行が不安定な住宅ローン契約で危機を助長したとの世論を耳にしたラヴは、ニルヴァーナのフロントマンだった亡き夫カート・コバーンの不動産が投資管理会社の詐欺にあったと確信した。
ラヴは証拠を再検討し詐欺の訴訟準備をするためホームズを雇った。しかし、ホームズは翌年、「こんな強欲と不道徳行為は見たことがない。これがまかり通るなら(巨額詐欺事件で逮捕された)バーナード・マドフも心温まる話に聞こえる」とコメントした。
ホームズによれば、ラヴは書類の提出もせず連絡を絶ってしまったとのことだが、ラヴの言い分は逆だ。事実はどうであれ、こういう事情が2010年のツイートに行き着いたのだ。
ホームズ法律事務所の資料には、「被告人が言ったとされる中傷発言が事実でないとする証拠はない。中傷の内容が偽りであることを承知しながら発言していたことを彼女は認めている。つまりラヴはホームズが自分を見はなさないことも買収されていないことも分かっていて、解雇しなかったのだ」と記載されている。
一方、ラヴの文書では、ツイートを公表するつもりはなかったので、公になったと分かってすぐに削除したと言い、自身の虚偽の発言を認めたとすることについて否定している。
この記事は初めにハリウッド・リポーターに掲載された。
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