2011/03/09 00:00
AVRIL LAVIGNEはエモーショナルだがラジオ好みのポップ・ロックを生み出して10年に及ぶキャリア築き上げてきた。「COMPLICATED」、 「I’M WITH YOU」、「MY HAPPY ENDING」といったシングルのおかげで彼女のアメリカでのアルバム・セールスは1150万枚に達している。しかし、レコード会社の願いも虚しく、LAVIGNEはメインストリームのポップから離れることを決め、3/8に4年ぶりに発表されるアルバム『GOODBYE LULLABY』ではより削ぎ落とされたサウンドを打ち出している。
「私はもっとオトナになったの。ポップ・パンクとか、攻撃的で生意気で、遊び心いっぱいで、男の子をやっつけるような歌はもうおしまいよ」と26歳のLAVIGNEは言う。「今はそんな感じじゃないの。だから、絶対に同じようなレコードを何度も作り続けるようなことはしたくないって思ってた」。彼女は、2007年に「GIRLFIEND」をホット100の1位にし、3RDアルバム『THE BEST DAMN THING』のツアーをしたあと、新曲を2008年後半に書き始めた。ロサンジェルスにある自分のスタジオで長年のプロデューサー、BUTCH WALKERとソングライターのEVAN TAUBENFELDと仕事をし、それからスウェーデンに渡ってポップの巨匠、MAX MARTIN(BRITNEY SPEARS, KELLY CLARKSON)と初めて曲作りとレコーディングを行なった。
SUM 41のフロントマンで、2006年にLAVIGNEと結婚し、昨年11月に離婚したDERYCK WHIBLEYも6曲をプロデュースしている。「オレたちが一緒に住んでいた家にスタジオがあったから、すごく簡単だったよ」とWHIBLEYはアルバムでの仕事について言う。「オレがやった歌の多くはデモのはずだったんだ。でも、彼女は何かを一度やったらそれがベストだったりしちゃう人だから、繰り返しやりたがらないんだ。あっと言う間に作ったデモなんだけど、素晴らしいものになったよ」
『LULLABY』は2009年に二人が別居を発表したときまだ完成していなかったが、元夫とのレコーディングには問題がなかったと言う。
「私たちが親友同士でファミリーみたいだって言えるのはすごくラッキーでありがたいことだと思ってるわ」と彼女はWHIBLEYについて言う。「将来も一緒に仕事をしたい。お互いを尊敬しているし、素晴らしい友情と人間関係を持っているんだから」
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