東京芸術劇場にて、12月18日にパイプオルガンコンサートVol.17「光彩で綴るクリスマス 」が開催される。

　東京芸術劇場のパイプオルガンは、約9000本のパイプからなる世界最大級の規模を誇っており、歴史上のいくつかの違うスタイルのオルガンを1つにまとめるという発想で設計された世界でも例をみない貴重な楽器だ。プログラムは、オリヴィエ・メシアンの「主の降誕～オルガンのための9つの瞑想～」や、D.クロムプのコラール変奏曲「きよしこの夜」など、幻想的で色彩豊かな曲ばかり。また、光やステンドグラスを使うなど、視覚からも楽しめる内容となっている。

◎公演情報
【東京芸術劇場パイプオルガンコンサートVol.17　光彩で綴るクリスマス 】
日時：12月18日（水）18：00開場　19：00開演
会場：東京芸術劇場　コンサートホール
出演：小林 英之（オルガン）、川越 聡子（オルガン）
曲目：H.-A.シュタム/コラール｢一輪のばらが咲いて｣ (エッサイの根より)
K.ヘラー/コラール｢ベツレヘムに生まれたもう｣
F.ペータース/讃美歌前奏曲｢慰めよ、わたしの民を慰めよ｣ (安かれわが民) Op.100 I-2
讃美歌前奏曲｢父の愛によりうまれし御子は｣ (世ならぬ先に) Op.100 I-3
D.クロムプ/コラール変奏曲｢きよしこの夜｣
O.メシアン/主の降誕 ～オルガンのための9つの瞑想～

More info：http://www.geigeki.jp/performance/20131218c/

川越 聡子写真：(c)谷藤貴志