2013/11/06 18:00
ケイティ・ペリーの大ヒット中のニューアルバム『プリズム』が、オーストラリア当局から問題視されていることが明らかになった。問題となっているのは歌詞の内容ではなく、付随する特典だという。
デラックス盤の『プリズム』には箱に入った種が付いており、ペリーはこれをファンに植えるよう促している。ところが、この“グリーン”な取り組みには生物危害の可能性があるとしたオーストラリア農務省の承認を得ていなかったとのことだ。
同アルバムのオーストラリア版は同国内でプレスされており、付随の種はウェスタンオーストラリア州のものとのこと。しかし、海外に拠点のあるオンラインショップから『プリズム』を購入するオーストラリアのファンたちは、同国の厳しい関税規則に基づき、CDを押収される可能性があるという。
なお、この“生物危害”に関する警告は同国におけるアルバムセールスに悪い影響を与えておらず、今週はじめには、2010年の前作『ティーンエイジ・ドリーム』に続いてオーストラリアのアルバム・セールス・チャートで1位に初登場している。シングル「ロアー ~最強ガール宣言!」は7週にわたりチャートトップに君臨し、現在は2位。またそれに続く「アンコンディショナリー」は11位に初登場している。ペリーはここ数週、プロモーションのためオーストラリアを訪れていた。
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