2013/11/01
スパイク・リーが、カサブランカ・レコードの創設者であるニール・ボガートの伝記映画『Spinning Gold』の監督を引き受けた。ハリウッド・リポーターが伝えている。
同映画は、ディスコの台頭とともに活躍した名うてのレコード会社経営者、ニール・ボガート役にジャスティン・ティンバーレイクを起用する。既に5月の【カンヌ国際映画祭】にてアナウンスされており、ティンバーレイクも外国のディストリビューターに売り込むため映画祭に参加していた。
ボガートの息子であるティモシー・スコット・ボガートが、脚本を手がけると共に、ローレンス・マーク、ゲイリー・A・ランドール、ティンバーレイク、マーク・デイモンと共同プロデュースを行なう。
ブルックリン生まれの貧しい少年、ボガートは、生涯かけてポップミュージック・カルチャーの形成に貢献してきた。1982年に39歳の若さで亡くなったボガートは、カーティス・メイフィールド、ビル・ウィザース、グラディス・ナイト、KISS、パーラメント、ドナ・サマー、ヴィレッジ・ピープルなど、数多くのスーパースターたちを発掘し世に送り出したことで称賛されている。
リーの参加は【アメリカン・フィルム・マーケット】(AFM)の直前に決定し、製作側は同イベントにて外国のバイヤーたちにプロジェクトの進行状況を説明する。5月にはソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクジションが『Spinning Gold』を広い範囲で配給する契約を締結。国内での権利はリーの代表であるCAAが持つ。
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