2011/02/02
ポップ・シンガーのRIHANNAが縛られ、透明ビニールに巻かれた状態でインタビューを受け、メディア・パーソナリティのPEREZ HILTONを文字通り犬のように扱う。そんな奇抜で狂気に満ちた世界が、彼女が新曲ミュージック・ビデオの中で描かれている。
アルバム『LOUD』からのシングル「S&M」のミュージック・ビデオは、まさに歪んだハードコア官能映像で、プレス・コンフェレンスに集まった報道陣を前にやりたい放題のRIHANNAの姿が描かれている。そして過激さは次第にエスカレートし、メディア・パーソナリティのPEREZ HILTONの首を鎖でつなぎ、HILTONは犬のように腹を掻いているという過激な演出だ。
赤毛のRIHANNAは“棒と石は私の骨を砕くかもしれないけど、鎖とムチは私を興奮させるの!”と叫び、多数登場する性的に逸脱した面々と魚眼レンズの前で戯れるといった展開になっている。
しかしこのビデオでRIHANNAがターゲットにしているのはメディアの連中で、新聞のヘッドラインから作られたドレスを身にまとって皮肉ったり、ピンクのムチで記者たちに襲い掛かるといったシーンも描かれている。
ビデオを監督したMELINA MASTSOUKASはBillboard.comの最近のインタビューで、「このビデオは、RIHANNA自身とメディアとの間にあるサディステックな関係にインスパイアされたもの」とコメントしている。
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