2013/10/25
アメリカの経済誌フォーブスによる『亡くなったセレブ長者番付(Top-Earning Dead Celebrities)』にて、“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンが1位となった。マイケルはこの1年で1億6千万ドル(およそ155億円)を稼いだという。
注目は、現存するセレブリティの誰よりも稼いだ額が多いことだ。つい先日、同誌の“世界のセレブ100人(The Celebrity 100)”で最も稼いだNo.1セレブに選ばれたマドンナは、2012年6月から2013年6月の間におよそ1億2,500万ドルの稼ぎだった。
フォーブスの推定によると、マイケルの2012年10月から2013年10月までの収入の大部分は、『マイケル・ジャクソン:ジ・イモータル・ワールド・ツアー』を含む2つのシルク・ドゥ・ソレイユのショーからのものだという。『イモータル・ワールド・ツアー』は昨年開演して以来、総額3億ドル以上の興行セールスをあげている。また、マイケルはこの他に自身の楽曲や、株を所有するソニー/ATVミュージックパブリッシングからの収入もある。
マイケルから大きく引き離され、2位には約5500万ドルを稼いだ“キング・オブ・ロックン・ロール”のエルヴィス・プレスリーが入っている。
なお、マイケルが『亡くなったセレブ長者番付』で1位になったのは今回が3度目だ。昨年1位だったエリザベス・テイラーから王座を奪回した形となった。
マイケル・ジャクソンは、ロンドンのO2アリーナで開催予定だったカムバック公演【This Is It】のわずか数週間前、2009年6月25日に死去。彼の死は母親キャサリンがAEGライブを相手に起こした不法死亡訴訟で注目を集め、陪審員は同巨大コンサート・プロモーター会社を支持した。
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