2011/01/31 00:00
ポップ・シンガーのBRUNO MARS(25歳)が、昨年9月にラスベガスでコカイン所持の容疑で起訴された件について、自ら有罪を認めることになりそうだ。
これは先週末の金曜日にメディアが報じたもので、クラーク郡の地方弁護士が『THE LASVEGAS REVIEW JOURNAL』紙に語ったところによると、MARSは1年の執行猶予と2,000ドルの罰金支払い、200時間の地域奉仕活動への参加、そしてドラッグに関するカウンセリングを受けることを言い渡されるもようとのことだ。
またこの弁護士は、MARSがこれ以上の問題を起こさずに今回の判決内容を遂行することができれば、有罪は取り消され事件そのものが棄却されることになるだろうと語っており、『THE LASVEGAS REVIEW JOURNAL』紙も、このような判決は初めてのドラッグ所持のような軽罪についてはよくあるケースだと報じている。
ハワイで生まれ、現在はロサンゼルスを拠点に音楽活動を続けているMARSは、最新シングル「GRENADE」を最新の全米シングル・チャートを含めてこの6週間の間に3回もNo.1の座に送り込む活躍ぶりを見せている。彼は昨年、ラッパーのB.o.B.とのコラボレーション曲「NOTHIN’ ON YOU」で自身初のNo.1を獲得したほかTRAVIE McCOYの「BILLIONAIRE」を共同で書き下ろし、今回グラミー賞にもノミネートされている「F*CK YOU」ではCEE-LO GREENとのコラボも実現。その後ソロとして、バラード曲「JUST THE WAY YOU ARE」を大ヒットさせた。
しかしそんな順調な2010年も、9月の逮捕劇で翳りを見せる形となってしまった。これはラスベガスのハードロック・ホテルのトイレの中で、MARS(本名:PETER HERNANDEZ)が“白い粉が入った袋”を持っていたという目撃情報によって警察が逮捕に踏み切ったもので、この白い粉はのちの検査でコカインであったことが判明した。
これまでMARSは、2/4にラスベガスのあるクラーク郡の裁判所で予備審問を受けることになっていたが、自ら有罪を認めることになったために新たな裁判所への出廷スケジュールが調整されることになるもようだ。
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